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事例紹介
顧客データベース統合事例
北米の大手銀行における、顧客データベース統合
クライアントの顧客データは複雑かつ整合性を欠いており、50以上の異なったアプリケーション上に存在していました。これらのデータを統合し、リスク管理を行える体制の構築を支援しました。
エンタープライズ データ マネジメント 事例詳細
■クライアント
北米の大手銀行
■背景
クライアントの顧客データは複雑かつ整合性を欠いており、50以上の異なったアプリケーション上に存在していました。またデータ変更は即時に更新がされていなかったため、結果としてアプリケーション間で顧客データの不整合が生じていました。さらに、システム内では顧客データへの詳細なアクセス制限が考慮されておらず、顧客の個人情報の漏洩リスクや不正リスクにさらされていました。
■目的
1) 分散している顧客データを集中管理するためのシステムに移管し、統合する。
2) 様々な部署が同一の顧客データを閲覧できるようにする。
3) 詳細なセキュリティ管理体制を構築し、個人情報漏えい事故や不正行為の発生リスクを低減する。
4) 全体的なシステム保守のコストを下げる。
■ソリューション
1) マーケティング、営業、コールセンターといったいくつものデータソースとインターフェースする顧客情報データベースを構築しました。
2) 多様な顧客データの閲覧、また許容レベルのアクセス制限をかけることができる汎用のウェブ対応報告ツールを組み込みました。
■実施結果
1) 顧客に関する「統一された正しい情報」の管理が可能になったことで、顧客関連のレポーティングが容易となり、分析プロセスの効率性も改善しました。
2) クロスセルを受容する傾向にある顧客を特定できました。
3) システム基盤の合理化とアプリケーション機能の統合により、システム保守の経費を削減しました。
4) 詳細なセキュリティのアクセス制限により、個人情報漏えい事故や不正行為のリスクを低減しました。
5) 顧客データの正確性が向上したことで、顧客のニーズにより合ったサービス提供が可能になりました。
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