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デロイトアナリティクスのメンバーによる、医療データベース疫学研究・メタ解析研究の調査研究に関する総説論文が発表

国際的な医学ジャーナルJMIR Medical Informaticsに、有限責任監査法人トーマツ デロイトアナリティクス所属の趙 楊らが執筆した論文が2023年2月14日付で掲載されました。

■掲載論文

The Current Status of Secondary Use of Claims, Electronic Medical Records, and Electronic Health Records in Epidemiology in Japan: Narrative Literature Review

医療データベース疫学研究・メタ解析研究の調査研究

 

診療報酬明細書、保険請求データ、電子カルテなどのリアルワールドデータ(RWD)のデータベースが整備され、その利活用が業界で広く注目されています。国内のRWD疫学研究の現状と課題を把握するために、デロイトアナリティクス・R&Dチームは、日本におけるRWD、特にクレーム、電子カルテ、電子健康記録データの二次利用に関する疫学研究を記述的な文献レビューを行い、総説論文をJMIR Medical Informatics誌内で発表しました。

本論文では、日本国内のRWD疫学研究の論文を網羅的なレビューを通じて、RWD研究において頻繁に使用される研究デザイン、疾患領域、アウトカム、分析手法などをクロス集計し、それらのデータの臨床疫学における二次利用の現状とトレンドについて理解を提供しています。調査結果からは、異なるアウトカムに対する特定の分析手法の方向性、日本特有の疾患領域のトレンド、既存研究における人工知能技術の使用の欠如などが明らかになりました。また、国内外の関連研究との比較することで、日本特有の状況と課題を提言しています。

 

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