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海外事業に関するグループ内組織再編支援

グループ内の企業の組織再編は、技術革新やそれに伴う競争環境の変化、顧客・消費者の変化等、外部環境がかつてないほど急激に変化している昨今の情勢下、既存組織をより効率的かつ効果的な形に適応させていくために有効な手段です。それぞれの局面で企業が直面する課題の解決に向け、強力にサポートいたします。

グループ内企業再編(海外)の背景と意義

グループ内企業の再編は、技術革新やそれに伴う競争環境の変化、顧客・消費者の変化等、外部環境がかつてないほど急激に変化している昨今の情勢下、既存組織をより効率的かつ効果的な形に適応させていくために有効な手段です。

また多くの日本企業において、グループ横断での俯瞰的な戦略の不足、拡大・多角化志向による事業の「選択と集中」「不採算事業の整理・縮小」が未進展の状況、親会社の指揮命令機能・ガバナンス低下、グループ内での事業・機能重複、組織の機動力低下等、様々な経営上の課題が存在します。それらの課題が存在する企業グループにおいては、「グループ全体での企業価値」の向上の必要性を認識し、グループ企業全体での抜本的な改革推進が重要です。

特に海外事業・拠点を再編対象とする場合には、海外特有の事柄、文化、現地法制度、規制等配慮するべきポイントが増えてきます。海外事業の再編においては、現地の状況をクイック且つ的確に把握をしながら、再編を推進していく必要があります。

グループ内企業再編の目的と施策

目的:継続的なグループ企業価値の最大化

  • 事業運営・管理体制の見直しによる効率的な組織体制の設定、意思決定の迅速化
  • グループ内での同一事業、類似事業の集約による効率化
  • 経営体制・ガバナンス体制の強化
  • グループで保有する事業間の相乗効果創出、リソースの活用
  • 連結ベースでのコスト削減、財務体質・収益体質の改善
     

具体的な施策

(組織構造改革)

  • 持株会社化によるコーポレート機能の集約、意思決定の迅速化、ガバナンス強化(株式移転、株式交換、会社分割等)
  • 中間持株会社の設立による意思決定の迅速化(株式移転、株式交換、会社分割等)
  • 重複事業の合理化を目的とした子会社統合、削減 (合併、会社分割、事業譲渡)
  • 各事業の独立性強化のための分社化、事業切り離し(会社分割、事業譲渡)
     

(制度・オペレーション変革)

  • 拠点統合、拠点統合にかかるサプライチェーン、物流の見直し
  • 地域、機能別マネジメント体制・KPIの設定
  • 間接部門の集約、シェアードサービス化
  • RPA導入、AI導入による業務効率化
  • 再編後の抜本的な人事制度の刷新

グループ内企業再編の論点

グループ内企業再編の戦略策定・グランドデザイン

  • 「グループ内企業再編」は、すでに既存の組織の中にあるリソースの組み合わせを変更することで、より効果的・効率的な企業能力を発揮することを目指す取り組みとなります。「グループ外企業再編」と比較して大幅な資本の本質的な変更や文化の大幅な変更はない一方で、再編の効果が発現しにくいという特徴があります。このため実行前の戦略策定段階で本再編の目的や意義、優先順位付けを行うことが非常に大事になります。
  • 企業経営は大きくわけて、戦略、組織、業務プロセス、制度システムの4つのポイントでとらえることができますが、グループ企業再編においても、この4つの設計を事前に行い、解決すべき課題定義、課題解決に適した再編スキームを選択、再編効果の発現状況をKPI設定の上でモニタリングしていくことが重要です。
     

再編スキーム、法務・税務・諸手続き上の論点

  • 再編のグランドデザイン、課題解決に適した組織再編税制等スキームを検討します。
  • 海外子会社・海外拠点を含めたグループ内企業再編の場合、対象地域の法制度や課税関連、諸手続きを含めた慎重な検討を行います。
     

実務実行における論点

  • グループ内企業再編を進めるにあたり社内横断的な協力体制の下で、円滑にかつ既存事業の障害となることなく進めていくことが重要です。
  • プロジェクト初期では適切な情報管理に基づき、メンバー絞り込みの上、少人数で方向性を決定していくことが重要です。
  • 中盤からは実務メンバーを巻き込みながら課題検討、実行タスクの落とし込みとスケジュール作成・進捗管理を実施する流れを推奨します。

グループ内企業再編におけるデロイトのリストラクチャリングチームの価値

デロイト トーマツ グループのリストラクチャリングチームでは高難易度の案件に対応するため、幅広い専門性・コミットメント・コミュニケーション・柔軟性・海外案件・有事対応に優れる人材が在籍しています
 

ビジネス理解に基づく支援

  • グループ内企業再編はグループ戦略実現のための手段にすぎません。そのため、貴社のグループ戦略を十分理解してのプロジェクト運営が不可欠であり、ビジネスに精通したプロフェッショナル人材の中から個別案件に応じて最適人材をアサインします。
  • プロジェクトとの初期的段階で、グループ内企業再編の戦略策定、あるべき姿実現のために最適な機能配置・組織体制設計、グループ企業間連携のあり方等、グランドデザインに関する論点整理・検討推進を行います。
  • 策定したグランドデザインに基づき、組織・制度・業務等の詳細設計支援、マスタープランの策定支援、プロジェクト全体を推進PMO、各種分科会支援等、円滑に再編を実行するまでを一気通貫でご支援いたします。
     

海外のネットワークを駆使したクロスボーダー案件への対応力

  • グローバルリストラクチャリングアドバイザリーチームは、国内・海外を問わず、経営基盤強化、構造改革、M&A、PMI等の非連続な場面でボーダレスに対象会社を強力にサポートできる人材をアサインします。
  • 海外子会社を含めたグループ企業再編の場合、海外の法制度や課税関連、諸手続きを含めた慎重な検討が必要となりますが、当社のグローバルネットワークを生かしてきめ細やかに対応します。
     

グループ総合力による、法務、税務、会計等のワンストップサービスの提供

  • 特に法的・税務的対応や手続きが必要になる組織再編では、デロイト トーマツ グループ内の各領域の専門家を横断的に活用し、一気通貫で対応します。

プロフェッショナル

宮原 智也/Tomoya Miyahara

宮原 智也/Tomoya Miyahara

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー パートナー

リストラクチャリングサービス統括 金融機関、会計系コンサルティングファームにおいて、15年以上にわたる豊富な事業再生やM&Aの実務経験を有する。 1998年に大手都市銀行に入行し、2002年に会計系コンサルティングファームの事業再生チームに参画。さまざまな業種・規模の再生案件において、幅広い業務を多数提供。 2015年よりデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に参画し、グローバ... さらに見る

橋本知一/Tomokazu Hashimoto

橋本知一/Tomokazu Hashimoto

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー パートナー

信託銀行にて法人営業(融資、債権回収、年金営業)を経験後、監査法人系アドバイザリーファームにて約11年間にわたり、財務・ビジネス・不動産DD業務、M&A・不動産に関するファイナンシャルアドバイザリー(FA)業務、事業再生サポート業務等幅広い業務を担当し、2012年に現在のデロイト トーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社に入社。同社でM&A、事業再生、事業戦略策定関連業務を担当し、インダスト... さらに見る

神田 誠/Makoto Kanda

神田 誠/Makoto Kanda

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー マネージングディレクター

不動産アドバイザリー副統括 大手投資銀行、大手アパレル会社、経営コンサルティングファームを経て、2015年にデロイトトーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社へ参画。 様々な業種・規模のクライアントに対して、M&Aアドバイザリー業務から、事業再生、組織再編、及びパフォーマンスインプルーブメント(経営管理、R&D、営業、マーケティング、製造、物流等の各種オペレーション)に至るまで、幅広い領域に... さらに見る