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持続可能な化学品への道筋-ネットゼロ目標の先にあるもの

化学業界向けNewsletter「扉」Vol.38

化学業界のESG変革を成功に導くためのガイドライン

化学メーカーは、1.5度目標を達成するためのネットゼロ公約と、株主からの長期的な収益性と成長への期待という、二つのジレンマに直面しています。しかし、これらの目標は相反するものではなく、互いに補完的であり、統合することが可能です。こうした取り組みを成功させるには、ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みを主要部門の日常業務に組み込むことが重要で、これにより公約を実現し、将来の収益性と成長を確保することが可能となります。本レポートは、化学メーカーの各コーポレート部門におけるESG成熟度評価と展開計画の優先順位付けについて考察し、実践的な指針を示したものです。

尚、本レポートは、「Sustainability transformation in the chemical industry Study: Pathway to sustainable chemicals - beyond net-zero」を和訳したものです。

原著は以下リンクよりご確認いただけます。
https://www2.deloitte.com/de/de/pages/energy-and-resources/articles/sustainability-transformation-in-the-chemical-industry.html

(ECMMユニット ニュースレター「扉」vol.38 2024年4月発行)

【目次】

  1. ネットゼロ目標の設定が、数多くある段階の第一段階にすぎない理由
  2. 部門レベルで必要とされる変革
  3. ESG変革のロールアウト(展開)
  4. 業界の垣根を超えた持続可能な技術実現のイネーブラーとして、化学業界が果たす独自の役割
  5. レポートの要点(重要ポイント)
  6. 日本版示唆

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