二酸化炭素回収・貯留技術~資金調達可能なビジネスモデルの模索~ ブックマークが追加されました
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二酸化炭素回収・貯留技術~資金調達可能なビジネスモデルの模索~
資源/エネルギー業界向けNewsletter「Quest」Vol.9
二酸化炭素回収・貯留技術~資金調達可能なビジネスモデルの模索~
国際エネルギー機関 (IEA) や、気候変動に関する政府間パネル (IPCC) は、炭素回収貯留 (CCS) を、2050年までにネットゼロ目標を達成するために重要な技術と認定している。IEAの持続可能な開発シナリオ(SDS)では、世界の総排出量のうち、最大15%までがCCSによって削減されるとしており、そのためには国際規模で少なくとも1兆5000億ドルの投資が必要となると試算した。
このような大規模な資金調達を達成するためには、債務・融資、資本市場、民間セクターの投資が必要不可欠です。本レポートは、欧州や米国におけるCCSに関するビジネスモデルの概要を提供し、特に、その資金調達可能性や潜在的な民間セクターの投資家にとってどのような魅力があるか、に焦点を当てたものである。
日本版への示唆でも触れた通り、日本国内の環境整備はまだ道半ばであるが、欧米の仕組みの理解から、商業化に向けた要点を見極めることで、今後国内での議論がより活発化することを期待したい。
尚、本レポートは、Deloitte The Netherlandsが発行した「Carbon Capture and Storage -Seeking a bankable business model-」を和訳したものです。
原著は以下リンクよりご確認いただけます。
https://www2.deloitte.com/nl/nl/pages/mergers-and-acquisitions/articles/carbon-capture-and-storage-projects-investment.html
(ECMMユニットニュースレター「Quest」Vol.9 2024年9月発行)
【目次】
- 背景
- エグゼクティブサマリ―
- CCSの概要
- CCSプロジェクトの投資可能性
- 欧州におけるCCS投資促進に向けた支援
- 日本版の刊行にあたって
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