Cybersecurity insights 2023:金融機関におけるサイバーセキュリティ予算、およびベンチマーク ブックマークが追加されました
調査レポート
Cybersecurity insights 2023:金融機関におけるサイバーセキュリティ予算、およびベンチマーク
2023年金融機関におけるサイバーセキュリティ調査
サイバーリスク管理業務はかつてないほどに困難なものになっています。デロイトの2023年金融機関におけるサイバーセキュリティ調査では、最高情報セキュリティ責任者(CISO)、最高情報責任者、CEOおよび経営幹部に対し、業界基準に沿ったサイバーセキュリティ運用を推進する際に役立つ知見を提供しています。
デロイトが2023年6月に実施した「金融機関におけるサイバーセキュリティ調査」では、金融サービス業界にサイバーセキュリティ運用の規模、重要性や機能に関するベンチマークを提供する目的で調査を行いました。調査対象となった61の金融機関の回答から、3つの重要な傾向が明らかになっています。
- サイバーセキュリティ予算は過去数年に比べて制約されていますが、基本的な課題対応が優先順位の上位を占めている状況です。
- デジタルトランスフォーメーション(DX)対応が各組織におけるサイバーセキュリティの最重要課題である一方、規制対応に関するプレッシャーも高まっており重要度が増しています。
- サイバーセキュリティ部門は技術的な課題だけでなく、ビジネスへの影響やリスクへの注力が一層求められています。この動きは「ビジネスにおける、サイバーセキュリティの戦略的役割の高まり」を示しています。
サイバーセキュリティ対策を実現する際の経営課題、DXにおける優先事項など、業界基準に沿ったサイバーセキュリティ運用を推進する際の知見については、本調査レポートの詳細をご参照ください。
本調査レポートの構成、ポイント
- 厳しい予算の中でもサイバーセキュリティの優先度は高いままだが、基本的な課題対応に留まっている
- サイバーセキュリティにおいてDXと規制に関するプレッシャーが最重要課題
- サイバーセキュリティ組織の中央集権化が進行
- 本調査について
Cybersecurity Insights 2023 調査レポート(1.8MB, PDF)