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サービス

プロセスマイニング・タスクマイニング活用によるデジタル×リスクモニタリング態勢の構築

J-SOX対応/不正モニタリングの高度化・効率化支援サービス

プロセスマイニング・タスクマイニングの新しいテクノロジーの活用は、個々人のタスクの実行状況の把握や正規の業務プロセスからの逸脱などをタイムリーに把握することが可能となります。それにより、内部統制の高度化のみならず、最新の不正シナリオに基づいたモニタリングを実現します。

多様化するリスクと求められる変革

近年、COVID-19やデジタル化の進展などの影響を受けて社会情勢が大きく変化しており、企業を取り巻くリスクはますます多様化してきています。より多方面に注意を払う必要があることでリスクの把握・管理が難しくなる傾向があるうえに、経営からの期待はリスクの顕在化を未然防止するための助言や将来予測といった戦略領域にまで及んでおり、リスク管理部門・内部監査部門の多くがリソースやナレッジの不足に悩まされています。

このような難しい状況の下、リスク管理の高度化・効率化へのブレイクスルーとして、デジタル技術活用への期待が高まることは必然と言えるでしょう。従来、財務指標などのデータを分析してリスクを把握する取り組みは広く行われてきました。しかしながら、あくまで概括的な把握に留まるケースが多く、高度化・効率化の余地が残されているのが実態です。

 

カギを握るProcess&Taskへのアプローチ

デロイト トーマツが提唱するデジタル×リスクモニタリングは、プロセスマイニング・タスクマイニングといった新しいテクノロジーを活用することで業務プロセス・個々人によるタスクの実行状況等を分析し、正規処理からの逸脱・プロセス上のボトルネックを適時に・広範囲に・容易に発見するためのソリューションです。

J-SOXにおける不正モニタリングの効率化・高度化

J-SOXにおける不正モニタリングの効率化・高度化
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高度化・効率化されたJ-SOX対応フレームワーク

デジタル化したモニタリングのアプローチを主眼に置くことで、より広範囲のリスクをリアルタイムでカバーすることが可能となり、内部監査のフレームワークを高度化・効率化することが可能です。

デジタルモニタリングの将来像(例)

デジタルモニタリングの将来像(例)
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不正の発見 → リスクシナリオの最新化をワンストップで実現

不正の発見・発見した不正手口に基づく不正シナリオの最新化をシームレスに実行できることも、プロセスマイニング・タスクマイニングを活用したモニタリングの強みです。

デジタルツールを活用した不正モニタリングフロー

デジタルツールを活用した不正モニタリングフロー
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デロイト トーマツ グループでのサービス提供体制

デロイト トーマツ グループは、デジタルテクノロジーの専門家のみならず、各種インダストリーの専門家、内部統制・不正対応の業務専門家を多数擁し、三者の知見を掛け合わせ、クライアントの環境に適したソリューションおよび改善策をご提案します。

Why Deloitte?
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プロフェッショナル

大沼 靖秀/Yasuhide Onuma

大沼 靖秀/Yasuhide Onuma

デロイト トーマツ リスクアドバイザリー パートナー

2012年に有限責任監査法人トーマツに入社、同時にデロイトトーマツリスクサービス株式会社のパートナーに就任。 大手監査法人にて13年間、金融機関をはじめとする多様な業種・業界に対して、リスクアドバイザリーサービス業務(ITガバナンス、事業継続マネジメント、システムリスク管理、情報セキュリティ管理、個人情報管理、業務プロセス改善、ITデューデリジェンス等)を多数提供。... さらに見る

有川 慶子/Keiko Arikawa

有川 慶子/Keiko Arikawa

デロイト トーマツ リスクアドバイザリー  パートナー

デロイト トーマツ リスクアドバイザリー パートナー。IT系コンサルティング会社にて、会計システム開発・運用業務を経験。その後、大手監査法人グループを経てトーマツに入所。 銀行・証券等の金融機関を中心に、ITガバナンス・システムリスク管理に係る業務のアドバイザリー、評価業務に数多く従事している。 最近では、金融機関、製造業等で業務改善、RPA・AI-OCR等のデジタル化ツール導入・業務デジタル化推... さらに見る