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ナレッジ
特許ライセンス活用ビジネスモデルとその収益性に関する考察
知的財産権の管理、活用
近年、企業経営においては、特許ライセンスなど知的財産権から収益化を図る攻めの活用が増えてきている。今回、特許ライセンスを含めた知的財産権の管理、活用について紹介する。 (LES JAPAN NEWS Vol.57 No.1, March, 2016 掲載)
1.はじめに
日本でも知的財産という言葉が浸透してきており、企業経営においてなくてはならない観点になっている。
その知的財産権の活用には大きく2つの側面がある。一つは知的財産権により技術、ビジネスを保護する守りの活用、もう一つは知的財産権により収益化を図る攻めの活用である。近年、企業経営においては、特許ライセンスなど知的財産権から収益化を図る攻めの活用が増えてきており、本稿では、特許ライセンスを含めた知的財産権の管理、活用について紹介する。特許ライセンスの活用に関して、ライセンサーの事業形態によっていくつかのビジネスモデルが構築されつつあるが、その収益性分析に係る考察についても併せて説明する。
目次
1. はじめに
2. 特許ライセンスの背景
3. 特許ライセンスの歴史
4. 特許ライセンス活用ビジネスモデル
4.1. 事業会社型ビジネスモデル
4.2. パテントプール型ビジネスモデル
4.3. PAE型ビジネスモデル
4.4. 特許防衛団体型ビジネスモデル
5. 今後のPAEによる特許活用
6. 産学連携における特許ライセンス
7. 結び
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執筆者
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
知的財産グループ
浦川慶史
小林誠
(2016.05.20)
※上記の社名・役職・内容等は、掲載日時点のものとなります。
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