最新動向/市場予測

2020年度 日本テクノロジーFast 50 受賞企業

ランキング傾向と受賞企業のご紹介

日本テクノロジー Fast 50 受賞企業50社の3決算期売上高成長率の平均値は304%、成長率150%以上の企業が17社と受賞企業全体の34%を占める結果となった。今年の特徴として、AI、データ分析、クラウドなど、近年注目の領域の事業を展開する企業の受賞が目立っている。1位は、エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」の提供を行う株式会社スタメンで、成長率5,914%を記録した。

2020年度 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

概要

受賞企業50社の3決算期売上高成長率の平均値は304%、成長率150%以上の企業が17社と受賞企業全体の34%を占める結果となった。今回の受賞企業を業種別にみると、最も多かったのがソフトウエアの26社で全体の52%を占めた。2位がメディアの10社で20%、3位が通信の8社で16%だった。
今年の1位は、エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」の提供を行う株式会社スタメンで、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率5,914%を記録。2位はVisaプリペイドカードアプリ「バンドルカード」の開発・運営を行う株式会社カンムが成長率1,787%を、3位にはドローン・AI・ホバーバイク開発、演算力クラウド、電力事業等を行う株式会社A.L.I.Technologiesが成長率1,014%をそれぞれ記録し、ランクインしました。

受賞企業業種

事業領域別の構成比を見ると、最も多かったのがソフトウエアの26社で全体の52%、2位がメディア(10社)で20%、3位が通信(8社)で16%でした(図表2)。受賞企業の中には、エネルギーやリユース事業を展開するクリーンテック、産業用ドローンの開発を営むハードウエア領域の企業及び医師専用コミュニティーサイトを運用するライフサイエンス領域計6社が含まれています。いずれの領域においても、AI、データ分析、クラウドなど、近年注目の領域の事業を展開する企業の受賞が目立っています。

受賞企業の売上高規模

受賞企業の売上高規模の内訳では、売上規模10億円未満の受賞企業が前年(26%)から6ポイント下落し20%となる一方で、10-50億円未満の受賞企業の割合が前年(48%)から4ポイント上昇し52%となっており、前年に比べて受賞企業の平均規模は大きくなっています。

受賞企業の上場の有無/上場市場

2020年の受賞企業のうち6割超の33社が既上場している。受賞企業の多くは、将来の成長を期待する市場参加者から調達した資金を有効活用し、東証一部へのステップアップを目指すべく順調に成長を続ける企業といえる。内訳は東証マザーズ24社、東証一部8社、福岡証券取引所Q-Board及び名古屋証券取引所セントレックス各1社だった。(うち、1社は複数市場に上場)

 

(2.52MB,PDF)
【デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast 50とは】

2020年で18回目を迎えた「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast 50」は、日本国内のTMT(テクノロジー・メディア・通信)インダストリーの、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率の上昇が著しい日本企業(上場・未上場問わず)の応募からなるランキングプログラムです。指標を収益(売上高)成長率としていることにより、企業規模によらない成長性を表わすランキングとなります。ソフトウエア、音楽・エンターテインメント、通信インフラなど、情報・メディア・通信が幅広い分野で融合する中、デロイトは、これらをTMTインダストリーと捉え、インダストリーの活性を目指し、全世界でテクノロジー Fast 50 / Fast 500プログラムを展開しています。 Fast 50は国レベルの、 Fast 500は地域レベルの収益成長率を基準としたランキングです。 Fast 500は、アジア太平洋地域、北米地域、EMEA地域で実施しています。なお、第19回「デロイト アジア太平洋地域 テクノロジー Fast 500」のランキングの発表は2021 年3月を予定しています。
ランキング対象となる事業領域は、①半導体や部品・コンピュータ、周辺機器等を含むハードウエア、②アプリや各種管理運用システムを含むソフトウエア、③インターネットやクラウドサービスを含む通信、④広告やマーケティング、Eコマースを含むメディア、⑤バイオや製薬を含むライフサイエンス、⑥再生技術やエネルギー貯蔵、機器を含むクリーンテック、以上の6領域です。
Fast 50はDeloitte Private Japanの「ベンチャー・成長企業」向け支援プログラムの一環です。Deloitte Private Japanは、日本を支えるプライベートカンパニーや上場企業を含むオーナーの方々にフォーカスし、固有のニーズや企業ライフサイクルに応じたプライベートマーケット向けのサービスを、包括的に提供する統合プラットフォームです。50年に渡り日本を代表する企業や、その時代の最先端を行く企業を支援してきて蓄積された知見と実績、きめ細やかな国内拠点網、強固なグローバルネットワークで、他にはない高い次元でクライアントの成長をご支援します。

関連リンク

Fast 50およびFast 500プログラムの詳細については、https://www.deloitte.com/jp/fast50をご覧ください。


テクノロジー企業成長率ランキング「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2020年日本テクノロジー Fast 50」発表
(ニュースリリースの全文がご覧いただけます)

日本テクノロジー Fast50 Winners Report
(過去に実施された「日本テクノロジー Fast 50」のランキング傾向や受賞企業をご紹介した、年次レポートをご覧いただけます)
 

【本プログラムで開示されている情報について】

この情報は、集計に当たり正確を期しておりますが、企業からの回答をそのまま集計し反映したものであり、デロイト トーマツ グループやデロイト トウシュ トーマツ リミテッドは、明示または黙示を問わず、これらの情報の正確性などについて何らかの意見を表明したり、または内容を保証したりするものではありません。

 

お役に立ちましたか?