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量子関連イベント・セミナー情報
量子コンピュータや量子領域に関するトピックや経営課題、業界動向などを扱ったさまざまなイベント/セミナー情報をまとめています。
目次
- 2024.10.24 <量子先進国カナダのスタートアップ登壇のピッチイベント>日本・カナダ量子技術パートナーシップ 開場開催セミナー
- 2024.09.25 日本・カナダ量子技術パートナーシップ セミナー
- 2024.07.24-25 Q2B24 Tokyo
- 2024.07.22 Quantum Globalization Summit TOKYO 2024
- 2024.03.13 Deloitte’s Quantum Climate Challenge 2024
掲載イベント/セミナーの講演内容について詳しく知りたい方はお問い合わせください
デロイト トーマツでは量子コンピュータをはじめとする量子領域のイベント・セミナーなどを通じて様々な情報発信をしています。講演内容にご関心のある方はお気軽に下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。
2024.10.24 <量子先進国カナダのスタートアップ登壇のピッチイベント>日本・カナダ量子技術パートナーシップ 開場開催セミナー
10/24(金)、デロイト トーマツ グループと在日カナダ大使館は、日本・カナダ量子技術パートナーシップをテーマにカナダスタートアップとのビジネスミートアップイベントを、Deloitte Tohmatsu Innovation Parkで開催しました。
グローバルにおいてユニコーン企業や上場等のイグジットが次々に生まれるなど、量子スタートアップが急成長を遂げる中で、黎明期から量子分野に取り組むカナダにおける量子スタートアップの資金調達額は日本の30倍にも及びます。そんな先進的なスタートアップの一角をなすカナダ8社が在日カナダ大使館の全面的なサポートのもとに来日し、日本企業とのビジネス連携の機会を探るピッチを実施しました。
カナダ8社のピッチの他、両国の政府・機関の関係者による基調講演も実施され、両国における量子業界の熱量を感じるイベントとなりました。
■開会のご挨拶:日加量子技術ビジネスイノベーション連携に寄せて
Louis-Pierre Emond氏 (在日カナダ大使館 商務担当公使)
寺部 雅能(デロイト トーマツ グループ 量子技術統括 / Special Advisor for Canadian Quantum Mission to Japan)
■日加量子技術パートナーシップ促進のための基調講演
<#1 有志国連携によりグローバルな量子産業の育成を目指すカナダの量子国家戦略解説>
Michael Rosenblatt氏(イノベーション・科学経済開発省(カナダ) 量子国家戦略室ディレクター)
<#2 日本の量子産業の創出・発展に向けた推進方策について>
佐藤 彰洋氏(内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 政策企画調査官(量子・マテリアル担当))
<#3 経済産業省の量子コンピューター産業政策について>
田中 真人氏(経済産業省 イノベーション・環境局 イノベーション政策課 フロンティア推進室 研究開発調整官)
<#4 G-QuATのグローバル戦略とカナダとの連携の重要性>
吉田 良行 氏(国立研究開発法人産業技術総合研究所 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT) 副センター長)
<#5 Q-STARにおける国際連携に向けた取り組みとカナダに対する期待>
岡田 俊輔氏(一般社団法人 量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR)実行委員長)
<#6 QICの国際連携の取り組みと日本への期待>
Lisa Lambert 氏(カナダ量子産業協会(QIC) CEO)
■カナダ量子スタートアップ企業より日本の皆さまへの共創のご提案
【量子コンピューター】
Anyon Systems( https://www.anyonsys.com ):超伝導量子コンピューター製造
Nord Quantique( https://www.nordquantique.ca ):超伝導量子コンピューター製造
Pasqal( https://www.pasqal.com ):中性原子量子コンピューター製造。本社フランス、カナダ・ケベック州に研究開発製造拠点
Xanadu Quantum Technologies( https://www.xanadu.ai ):フルスタックフォトニック量子コンピューター製造
Zero Point Cryogenics( https://www.zpcryo.com ):希釈冷凍機製造
【量子暗号通信】
Isara Corporation( https://www.isara.com ):耐量子計算機暗号ソリューション
Quantum Bridge Technologies( https://qubridge.io ):耐量子計算機暗号ソリューション
【量子センサー】
Quantum Valley Ideas Lab (QVIL)( https://qvideaslab.ca ):量子センサー製造
■ネットワーキングセッション・レセプション(懇親会)
2024.09.25 <量子先進国カナダのスタートアップ登壇のピッチイベント>日本・カナダ量子技術パートナーシップ セミナー
未来の量子ビジネスを共に創造しませんか?カナダ政府厳選の量子スタートアップがその技術とビジョンを披露する特別ピッチイベントを開催します。グローバルで量子スタートアップは巨額の投資を集め、ユニコーン企業や上場等のイグジットが次々に生まれ、量子産業を牽引しています。その中でも、カナダは黎明期から量子分野に取り組み、量子スタートアップの資金調達額は日本の30倍にも及びます。そんな先進的なスタートアップとの連携で、グローバルにスケールするビジネスを議論しましょう。
新たな価値創造がここから始まります。量子技術とビジネスイノベーションの可能性を一緒に探求しましょう。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
主催:デロイト トーマツ グループ、在日カナダ大使館
日時:2024年9月25日(水) 10:00~11:30(日本時間)
2024.07.24-25 Q2B24 Tokyo
2024年7月24-25日に開催されたQ2B24 Tokyoにおいて、デロイト トーマツ コンサルティング 量子技術統括の寺部雅能がパネルディスカッション「Cutting-Edge Industry-Academia Collaboration Towards the FTQC Era(FTQC時代に向けた産学の取り組み最前線)」のモデレーターを務めました。
2023年はGoogleやQuEraなど、様々な企業が誤り訂正技術を実現するという衝撃の年となりました。そんな時代の転換点において、私たちはどう取り組めば良いのでしょうか。
様々な視点から量子産業を支えるデロイト トーマツ コンサルティングがモデレーターとなって、誤り訂正を実現したQuEra、誤り訂正技術を活用した化学実証を進める三菱ケミカル、誤り訂正時代のソフトウェアプラットフォームを開発するQuemix、産学連携を推進する量子技術拠点であるSQAIをリードする東京大学といった、FTQC時代に向けた研究開発を力強く推進している先進プレイヤーたちがそれぞれの立場からFTQC時代の取り組み方を議論しました。
2024.07.22 Quantum Globalization Summit TOKYO 2024
7/22(月)、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社・Strangeworks, Inc.はBridging Technology and Businessをテーマに「Quantum Globalization Summit Tokyo 2024」を、Deloitte Tohmatsu Innovation Parkで開催いたしました。
日本政府はじめ各国で重要視されている量子技術について、日米のトッププレイヤーが丸の内に集結し、量子コンピューティングから量子インスパイアド、そして古典的な領域までさまざまな取り組みを、技術・ビジネスの両側面から語りました。
会場は満席となり、講演後の懇親会でも多くの来場者と登壇者の交流が行われ、量子技術に対する関心の高さがうかがえました。
アジェンダ
開催挨拶
寺部雅能(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 量子技術統括)
Wiiliam (Whurley) Hurley ウィリアム・ハーレー(通称:ウーリー) 氏(Founder & CEO, Strangeworks, Inc.)
基調講演:量子スピード限界で動作する冷却原子型・超高速量子コンピュータ
大森賢治 教授(自然科学研究機構 分子科学研究所 研究主幹)
パネルディスカッション:グローバルのハードウェア開発およびユーザーコラボレーション最前線
<パネリスト>
Mr. Simon Phillips サイモン・フィリップス 氏(Chief Technology Officer, Oxford Quantum Circuits)
Mr. Yuval Boger ユバール・ボガール 氏(Chief Commercial Officer, QuEra Computing)
Dr. Elica Kyoseva エリーチャ・キヨセヴァ 氏(Director of quantum algorithm engineering, NVIDIA)
<モデレーター>
寺部雅能(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 量子技術統括)
パネルディスカッション:日本の技術力が量子業界に提供している価値の探求
<パネリスト>
鈴木教洋 氏(株式会社日立総合計画研究所 取締役会長)
白根昌之 氏(日本電気株式会社 セキュアシステムプラットフォーム研究所 量子コンピューティング研究グループ ディレクター)
泉泰一郎 氏(東芝デジタルソリューションズ株式会社 新規事業開発担当 参事)
菊池慎司 氏(富士通株式会社 量子研究所 量子アプリケーションコアプロジェクト シニアプロジェクトディレクター)
<モデレーター>
Wiiliam (Whurley) Hurley ウィリアム・ハーレー(通称:ウーリー) 氏(Founder & CEO, Strangeworks, Inc.)
懇親会
閉会のご挨拶
2024.03.13 Deloitte’s Quantum Climate Challenge 2024
デロイトは、サステナビリティや気候変動の専門家と量子コンピューティングの専門家の間で、コラボレーションを促進することを目指し、毎年Quantum Climate Challengeを開催しています。
「Quantum Climate Challenge 2024」は気候変動への対応強化(レジリエンスの向上)の一環として、洪水予測の高度化への量子コンピュータ活用の可能性を探ることを目的に開催しました。参加者には、災害予測手法を進化させるため、量子機械学習(QML)によるドイツのWupper川流域の洪水予測への応用を検討していただきました。量子技術の実用化に向けた有益な洞察を得ることができ、量子コンピュータの実問題解決への貢献を示す一例として、次回のイベントに向けた期待が高まっています。
詳細は下記ページをご覧ください。
Deloitte's Quantum Climate Challenge | Deloitte Germany(英語サイト)
イベントの様子は動画をご覧ください。
2024.02.13 量子コンピューティングで生み出す創薬の新たな世界
2024年2月13日(火)、世界のトッププレイヤーを招き、量子コンピューティングが製薬業界に引き起こすインパクトについて語り合いました。世界最大の量子ベンチャーキャピタルであるQuantonation、PsiQuantum、PASQALなどの名だたる海外スタートアップが最先端の動向を紹介しました。
これまでの創薬プロセスを大きく変えていくと言われる量子コンピュータ。第一幕では国内外の医療界、子業界のトップランナーたちが、量子×製薬で巻き起こるインパクトについて語りました。
量子コンピュータはこれまでの創薬プロセスを大きく変えると期待されています。今回のイベントでは、国内外の医療界と量子業界のトップランナーたちが、量子と製薬の融合がもたらすインパクトについて語りました。
デロイト トーマツ コンサルティングの量子技術統括、寺部雅能は、海外でのライフサイエンスと量子コンピュータの取り組みやデロイトが進める量子スタートアップとの共同実証の紹介をしました。
詳細は下記ページをご覧ください。
開催レポート・量子コンピューティングで生み出す創薬の新たな世界(開催日 2024/2/13)
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技術研究、エコシステム形成、産業創出の観点の取り組みと、グローバルの集合知によって量子コンピュータが社会に実装され、新たな産業を創り出す未来に挑戦しています。
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