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人材育成:既存研修システムにおける成果の限界と業務負荷
AIを活用した対話型トレーニングシステム“D-Learning”による研修の高度化
デロイト トーマツがAIを活用した対話型トレーニングシステムD-Learningは、従来の選択式のe-learningシステムでは実現できなかった、自分の生の声を使用し対話するロールプレイ形式の研修システムであり、業務知識・スキルの定着率向上を実現します。また、研修講師が受講者に指導する時間だけではなく、テストの採点やフィードバックなどの評価業務の負荷も削減することができ、研修効率の向上にも貢献します。さらに、対話を重視する幅広い業種・職種でのロールプレイング形式の学習に適しており、業務に必要なコミュニケーション能力(対話スキル)向上も併せて導入効果として期待することができます。
目次
- 1. D-Learningはユーザーが自分の声・言葉で回答するロールプレイ型研修システムです
- 2. AIを活用した自動採点システムで人間の採点に近い品質を実現します
- 3. 業務知識の向上に加えて研修効率も向上します
- 4. 対話を重視する幅広い業種・職種でのロールプレイング形式の学習に適しています
- 5. 想定されるユースケース
1. D-Learningはユーザーが自分の声・言葉で回答するロールプレイ型研修システムです
D-Learningは高精度な音声認識技術を利用することで、ユーザー自身の声で回答することによる学習体験を提供します。従来の選択式のe-learningシステムでは実現できなかった、音声による自分の言葉での表現して対話するロールプレイ形式の研修を行うことができます。
端末さえあればリモート環境や隙間時間にトレーニングの受講が可能です。講師との日程調整や会場の手配も不要なため、手軽に受講できます。
また頭で理解したものを自分の言葉で発話してアウトプットするという能動的な学習方法により、業務知識・スキルの定着率向上を図ります。
2. AIを活用した自動採点システムで人間の採点に近い品質を実現します
D-LearningはAIを活用した自動採点機能を提供します。例えば、営業担当者が顧客からの想定質問に対して自分の音声で回答した内容をAIが認識して、リアルタイムで採点結果や重要ポイントのアドバイスを返します。
○か✕かの単純な正誤判定や回答選択式ではなく記述式と同様に出題することができ、必ずしも模範解答と一言一句が完全一致せずとも、部分点まで採点し、模範解答と照らし合わせて不足個所を明示化します。合致する回答には部分点を与え、業務に精通した採点官(教師)がする採点に近い品質を実現する仕組みを提供します。
3. 業務知識の向上に加えて研修効率も向上します
研修講師は、受講者に指導する時間だけではなく、テストの採点やフィードバックなどの評価業務の負荷も削減することが可能です。
加えて、多くのユーザーが同時に使用した場合でも採点結果を待たせることなく、リアルタイムかつ個々の回答に応じた採点を同時に返すことが可能です。
また、フラットな回答評価は非属人的で品質評価の公平性も担保されます。合わせて、集合研修などで多くの社員を集めてトレーニングを実施する経費低減にも貢献します。
受講者の成績管理や学習進捗管理や、学習記録のデータ利活用を目的とした受講者毎の傾向を可視化/分析することも可能です。
4. 対話を重視する幅広い業種・職種でのロールプレイング形式の学習に適しています
D-Learningでは業務知識の定着だけでなく、業務に必要なコミュニケーション能力(対話スキル)向上も併せて導入効果として見込むことができます。
実際に導入されたお客様からのコメントでは、「読むだけで理解するには難しい業務知識を音声入力と自動採点で手軽に行えるので、ゲーム感覚で楽しみながらスキルを向上させることができる」といったフィードバックも頂いております。
5. 想定されるユースケース
- 営業担当者のロープレ研修:営業店や代理店ごとに必要なセールス文言やアフターケア対応、イレギュラー対応、クレーム対応の研修
- 専門職のオペレーション研修:専門知識を有する従業員に対して、正常時だけではなく、異常時対応等を含めた様々なケースを想定した研修
- 店舗オペレーション研修:大規模なチェーン店における一律の研修により店舗ごとのサービス品質平準化を図る
- 社内認定資格向け学習:社内認定向けの学習や、試験効率化のために活用することが可能 他
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