Posted: 20 Sep. 2024 3 min. read

『ふくいGirls未来のテックリーダー』 首都圏研修

福井県の高校生を対象に、オフィスツアーとミニ講演を交えて進路選択の幅を広げる企画を実施

デロイト トーマツ グループのWomen in Techは、『ふくいGirls未来のテックリーダー』 首都圏研修の一環として、オフィスツアーとミニ講演を交えて高校生の進路選択の幅を広げる企画を実施しました。

2024年8月3日(土)、福井県の高校に通学する16名の女子学生が二重橋オフィスと新東京オフィスを訪問し、オフィスツアーとミニ講演に参加しました。デロイト トーマツ グループの職員によるミニ講演では、自分自身のジェンダーや大学での学部に縛られずに将来のキャリアを選択していくことの重要性についてお話しました。

オフィスツアーの前半では、二重橋オフィスを訪問しました。二重橋オフィスから眺める、皇居をはじめ目下に広がる都心の美しい景色に、参加した学生たちから歓声が上がりました。また、生まれて初めて入るオフィスの空間や敷地の広さに驚いている学生もいました。

オフィスツアーの後半では、新東京オフィス内の「Deloitte Tohmatsu Innovation Park」を見学しました。参加した学生たちは、Innovation Parkに展示されているデロイト トーマツ グループが手掛ける様々なテクノロジーに関するプロジェクトの内容を、興味深く耳を傾けていました。また、オフィスビル内にありながら森の中にいるようなデザインのカフェスペースでは、参加した学生から「オフィスビルの中にいるとは思えないほど美しい」という感想が寄せられました。さらに、オフィス内に社職員が無料で使えるスポーツジムがあることも、学生たちにとって意外な発見であったようです。

 

キャリアトークでは、福井県出身のデロイト トーマツ グループ職員が登壇し、自身の進路選択やテクノロジーに関する仕事内容について紹介しました。特に、「職員自身が進路選択の際に考えていたこと、今振り返ると考えるべきだったこと」や、「文系・理系の進路選択が将来の仕事にどのようにつながっているか」といった、高校生に寄り添った話題でトークを行いました。

「文系の学部を卒業した後、ITコンサルタントとしてキャリアをスタートした」という実体験を元に、「理系の仕事にも多様な選択肢があること」、また、「理系の仕事をしていく中でもコミュニケーションスキルなど、通常は文系に分類されるような能力が必要であること」、「得意なことは一つでも多いほうが将来の可能性が広がること」、という内容で、約1時間の講演を行いました。

質疑応答の時間には、「仕事をする中でどのようなことに苦労しているか」や「仕事に英語を使っているか」など、学生自身の将来を意識した質問が多く上がり、キャリアトークは大いに盛り上がりました。

キャリアトークの最後は、「高校生の時に選択した文系・理系や志望校は、当時はとても大きな選択に思えましたが、それが自分のその後の人生の全てを決めるものではない。一方で、AIやテクノロジーの進化により、今までなかった仕事が生まれたり、昔はあった仕事が将来はなくなったりする可能性もある。職業や学部の名前にとらわれず、『その進路を選んで自分は何をやりたいか』を考えることが大切である。学生のうちは、自分のやりたいことや興味のあることに素直に向き合ってほしい」という登壇した職員からの強いメッセージで締めくくりました。

 

参加した学生からは、「オフィスツアーがとても楽しかったです。このような素敵な会社で仕事ができたらいいなと思いました」、「活躍されている職員の方のお話を聞くことができて良かったです。特に、『興味があることにチャレンジしてほしい』という言葉が心に残っています。この経験を今後の進路にぜひ役立てようと思います」という感想を多くいただきました。

約2時間半という短い時間でしたが、参加した学生には、ビジネスとテクノロジーを身近に感じていただき、今後の進路選択における新しい選択肢を提供することができました。私たちはこれからもさまざまな活動を通し、IT分野のジェンダーギャップの解消および学生へのキャリア支援に貢献するための支援を行って参ります。

 

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