Posted: 18 Jan. 2024 3 min. read

キャリア座談会@ Waffle Camp 2023

横浜・福井・京都の女子学生を対象にキャリア座談会を実施

デロイト トーマツ グループのWomen in Techは、NPO法人Waffle主催の女子およびノンバイナリー(※)の中高生向けコーディングワークショップにおいて、テクノロジー分野の仕事内容を語るキャリアトークを実施しました。

福井開催の8月4日(金)、横浜開催の8月19日(土)、京都開催の8月25日(金)の計3セッションにてWomen in Techによるキャリアトークが開催され、延べ40名以上を超える中高生が参加しました。キャリアトークは、「テクノロジーに関する仕事は難しそう」「文系の人はITの仕事に就けない」という中高生のイメージを払拭するため、テクノロジーに関する仕事のやりがいや面白さを語るイベントです。

キャリアトークの本編では、各開催地に縁があるデロイト トーマツの女性社職員が登壇し、テクノロジーに関する仕事内容について紹介しました。特に、「社職員自身が学生の頃に頑張っていてよかったこと」や「文系・理系の進路選択が将来の仕事にどのようにつながっているか」についてというような中高生に寄り添った話題でトークを行いました。

参加した中高生のなかには進路選択を目前に控えた高校1年生・2年生が多く、「学生時代は文系だったが、テクノロジーという理系の仕事を選んで良かったことは何か」や「テクノロジーの仕事で活かせている自分の得意なことは何か」のような進路選択を踏まえた具体的な質問が多くあがり、キャリアトークは大変盛り上がりました。

キャリアトークの最後は、「高校生のときに選択した文系・理系や志望校は、当時はとても大きな選択に思えた。しかし、その選択は、自分のその後の人生の全てを決めるものではない。中高生の皆さんはたくさんの選択肢を持っていて、可能性がある。その将来の大きな可能性を、文系・理系やジェンダーといったカテゴリで狭めてほしくない。自分のやりたいことに素直に向き合ってほしい」という登壇した社職員からの強いメッセージで締めくくりました。

キャリアトークの後、参加した中高生から、「テクノロジーの仕事に興味がもっと湧いた」、「自分と同じような境遇だった方の話が聞けたため、自分と重ねて理解しやすく、とても参考になった」、「文系・理系やジェンダーにとらわれずに、自分の興味のあることを貫きたい」という感想を多くいただきました。

キャリアパスの幅広さをお伝えすることで、将来の選択肢としてテクノロジーにより興味を持っていただくきっかけをつくり、IT分野のジェンダーギャップの解消および中高生へのキャリア支援に貢献することができました。

 

特定非営利活動法人Waffle:

Waffleは、IT分野のジェンダーギャップの解消を目指す非営利法人です。

女子およびノンバイナリーに向け、中高生向けオンラインIT(コーディング)コース「Waffle Camp(ワッフル・キャンプ)」や大学生・大学院生向けプログラム「Waffle College」の提供、世界最大級のアプリ開発コンテスト「Technovation Girls(テクノベーション・ガールズ)」の出場サポートなどを実施しています。

特定非営利活動法人Waffle (waffle-waffle.org)

 

※ノンバイナリーとは、男性でも女性でもない、またはそのどちらでもない、またはその両方であると認識する人のことです。
 

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