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お知らせ
デロイト トーマツ コンサルティングのdXへ向けた取り組み
CEOメッセージ~変革の伴走者として~
COVID-19以降、デジタルトランスフォーメーション(以下、dX)へのクライアントニーズが高まっています。以前より、企業はdXを大きな経営課題と認識していましたが、コロナ禍で不可逆な変化として受け入れざるを得なくなりました。
このパンデミックの影響によって、クライアントは短期間で成果を求める傾向が強まっています。これまでは構想に半年、実行に1年をかけていたプロジェクトでも、3ヶ月で成果を求められるほどのスピード感です。そのため、コンサルタントがクライアントのニーズを取り込みながら、アジャイル形式で柔軟に取り組むスタイルが求められています。
他にコロナ禍による変化として、トップダウンでの変革が主流になったことも挙げられます。つまりコンサルタントは、最上流の戦略構想を描くところから、オペレーションに落とし込み、さらにテクノロジーを利用して実行していくところまで、“End-to-End”でクライアントを支援することが求められています。
このようなクライアントのニーズに応えるべく、当社が提供するご支援も従来の課題解決型のコンサルティングサービスから、デジタル技術とコンサルタントの専門性を組み合わせることで、より高い付加価値をさらに効率的・効果的に提供する形へと、自己変革を進めています。この実現に向け、具体的には、以下の4つに取り組んでいます。
1.デジタル人材の育成・確保
狭義の「IT人材」にとどまらず、グローバル感覚や、ビジネス感覚を兼ね備えた、ビジネスとデジタルのハイブリット人材の育成を進めています。また、地域教育機関との連携によるデジタル人材・採用の加速や、デジタル化・クラウド化を担う新会社の設立を積極的に推進し、クライアントの変革を支援するための体制を有しています。
2.デジタルアセットの開発
従来コンサルタントが人手をかけて提供していた専門的サービスのアセット化のため、デジタルアセットの開発人材チームをセンター化しています。また、ものづくり企業の戦略的なdX推進を支援するイノベーションスペース「The Smart Factor @ Kyoto」や、最先端のテクノロジーをはじめとしてデザインシンキングに有効な仕掛けを数多く施したイノベーション創発施設「Deloitte Greenhouse」など、顧客デジタル体験施設を有しています。
3.社外コラボレーションの促進
クライアントの複雑な課題を解決するには、様々なプレイヤーとの連携が不可欠です。当社は、さまざまな革新的な企業とアライアンスを結び、社外の企業が持つテクノロジー・ナレッジ・リソースを活用して付加価値の高いEnd-to-Endのソリューション/サービスを提供しています。また、産官学を交えたエコシステム形成を推進し、新たなビジネスモデルの構築や社会実装、ルール形成等の実現へ向け組織横断での活動を促進しています。
4.IT基盤の整備
上記の具体的方策を実現するため、柔軟なデジタル開発検証環境の整備、グローバル標準に準拠した基幹システムの導入、柔軟な働き方と強固なセキュリティを両立するIT基盤の整備、NIST対応とグローバル標準の高度なセキュリティ対策を進めています。
デロイト トーマツ コンサルティングは、この新しい時代におけるクライアントの変革に寄り添い、実現までEnd-to-Endで伴走して支援し、日本企業のdX推進に貢献してまいります。
デロイト トーマツ コンサルティングdXへ向けた取り組み
下記URLからご覧いただけます。
https://www2.deloitte.com/content/dam/Deloitte/jp/Documents/about-deloitte/dtc/jp-dtc-actions-for-dx.pdf
※デジタルトランスフォーメーションを指す用語として、デロイト トーマツ グループでは、デジタルを導入することを主目的とした変革(DX)ではなく、デジタルを道具として駆使し、ビジネス自体を根本的に変革していくBusiness Transformation with digital = “dX”であると定義しています。
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