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ナレッジ
サイバー視点で描く「新世界」と人間活動の展望
Social Impact活動レポート
本稿は、デロイト トーマツ サイバー合同会社(DTCY) Social Impact活動を通じて作成したレポートを掲載しています。
レポート概要
「人間活動」とは、地球上においてヒトが何らかの意思をもって主体的に行う活動全般を指す。本稿では「人類の幸福」と「地球の幸福」を両輪で目指す新たな人間活動の形、“Human Activity 2.0“を構想する。「人類の幸福」と「地球の幸福」は本質的に不可分であり、どちらか片方だけでは成り立たない。
しかし、人類はこれまで科学や社会・経済を発展させ、インターネットや自動運転などの利便性を享受する一方で、不幸な人々の存在や自然環境の破壊という代償を許容してきた。これからの人間活動は、2つの幸福のバランスを保ちつつ、継続的に両立すること、すなわち“Human Activity 2.0“への転換が求められる。
“Human Activity 2.0“を実現するための重要な打ち手となる新規テクノロジーを解説すると共に、そのテクノロジーを効果的に利活用する際に考慮・検討すべき諸課題…中でも、サイバーの進化と共に高まるセキュリティリスクの存在に着目した解説を展開する。