ニュースリリース

診療予約に合わせてタクシー配車を行う医療MaaSアプリを活用した千葉市内での通院サポートプログラム実証実験を開始

2022年3月29日

東京海上日動火災保険株式会社
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
ケアプロ株式会社
株式会社電脳交通
千葉構内タクシー株式会社
三ツ矢エミタスタクシーHD株式会社
株式会社千葉薬品
学校法人大乗淑徳学園淑徳大学

東京海上日動火災保険株式会社(取締役社長:広瀬 伸一、以下「東京海上日動」)、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(代表執行役社長 :佐瀬 真人)、ケアプロ株式会社(代表取締役社長:川添 高志)、株式会社電脳交通(代表取締役社長:近藤 洋祐)、株式会社千葉薬品(代表取締役社長:八川 昭仁)、学校法人大乗淑徳学園淑徳大学(学長:山口 光治)他2者は千葉市を拠点として、診療予約とタクシー配車を繋ぐ医療MaaSアプリを活用した通院サポ―トプログラムの実証実験を2022年5月から開始します。

医療MaaSサービスの提供を通じて、移動困難者の通院を支援することで、「治療継続率の向上」、「QOL(Quality of Life)向上」を目指します。

1. 背景・目的

近年、免許返納後の高齢者や慢性疾患の罹患者増加に伴い、移動困難者が増加しており、MaaSは様々なデジタルイノベーションの手段として医療分野での活用が注目されています。身体機能が低下している患者の皆様には、通院での治療継続率の低下や、日常における外出機会の低下等の課題があり、MaaSの導入による課題の解決が期待されています。

このような中、東京海上日動は、診療予約とタクシー配車を繋ぐアプリ「ZQN!」を開発し、参画事業者と共同で、国家戦略特区である千葉市を拠点とした移動困難者の通院を支援する医療MaaSに関する実証実験を行うこととしました。

2. 実証実験の概要

実証実験のイメージ図
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実証目的:
通院に不便を感じている患者の皆様、また、病院への付き添い等がご負担になっている患者のご家族の皆様に対して、診療予約に合わせた配車予約・介助士の移動支援を行うサービスが、治療継続・治療満足度向上につながるかを検証します。

実証期間:2022年5月9日~8月10日

実証場所:千葉県千葉市

対象者:千葉市立青葉病院、千葉市立海浜病院に通院される千葉市在住患者の皆様

提携タクシー会社:千葉構内タクシー、エミタスタクシー

実証内容:

(1) アプリ「ZQN!」 または 専用コールセンターより通院日に合わせたタクシーの配車予約を行う

(2) オプションとして、ケアプロ株式会社が提供する外出支援プラットフォーム「ドコケア(https://dococare.com/)」を通じて付き添い介助士の依頼も可能

(3) 株式会社千葉薬品が提供する「ヤックスお薬手帳」アプリにて処方箋を登録することで、帰宅時に薬局に立ち寄り、待ち時間なく薬を受け取ることが可能。また、ドラッグストア、スーパーにてついで買いを行い、タクシーにて自宅へ帰宅することも可能

参画自治体/交通事業者/法人等の役割
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3. 今後について

本実証実験で検証した結果を踏まえ、千葉市内における通院サポートプログラムの導入を検討します。医療MaaSサービスの提供を通じた「治療継続率の向上」「QOL(Quality of Life)向上」を実現していきます。

また今回千葉市で検証するモデルを活用し、将来的にはスーパーシティ・スマートシティを目指す他自治体への展開にも取り組みます。

以 上

<報道機関の方からの問い合わせ先>

デロイト トーマツ グループ広報担当 高橋
TEL:03-6213-3210  Email: press-release@tohmatsu.co.jp

デロイト トーマツ グループは、日本におけるデロイト アジア パシフィック リミテッドおよびデロイトネットワークのメンバーであるデロイト トーマツ合同会社ならびにそのグループ法人(有限責任監査法人トーマツ、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ税理士法人、DT弁護士法人およびデロイト トーマツ コーポレート ソリューション合同会社を含む)の総称です。デロイト トーマツ グループは、日本で最大級のプロフェッショナルグループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従い、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務等を提供しています。また、国内約30都市以上に1万5千名を超える専門家を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。詳細はデロイト トーマツ グループWebサイト(www.deloitte.com/jp)をご覧ください。

Deloitte(デロイト)とは、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(“DTTL”)、そのグローバルネットワーク組織を構成するメンバーファームおよびそれらの関係法人(総称して“デロイトネットワーク”)のひとつまたは複数を指します。DTTL(または“Deloitte Global”)ならびに各メンバーファームおよび関係法人はそれぞれ法的に独立した別個の組織体であり、第三者に関して相互に義務を課しまたは拘束させることはありません。DTTLおよびDTTLの各メンバーファームならびに関係法人は、自らの作為および不作為についてのみ責任を負い、互いに他のファームまたは関係法人の作為および不作為について責任を負うものではありません。DTTLはクライアントへのサービス提供を行いません。詳細は www.deloitte.com/jp/about をご覧ください。

デロイト アジア パシフィック リミテッドはDTTLのメンバーファームであり、保証有限責任会社です。デロイト アジア パシフィック リミテッドのメンバーおよびそれらの関係法人は、それぞれ法的に独立した別個の組織体であり、アジア パシフィックにおける100を超える都市(オークランド、バンコク、北京、ハノイ、香港、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、メルボルン、大阪、ソウル、上海、シンガポール、シドニー、台北、東京を含む)にてサービスを提供しています。

Deloitte(デロイト)は、監査・保証業務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、リスクアドバイザリー、税務、法務などに関連する最先端のサービスを、Fortune Global 500®の約9割の企業や多数のプライベート(非公開)企業を含むクライアントに提供しています。デロイトは、資本市場に対する社会的な信頼を高め、クライアントの変革と繁栄を促し、より豊かな経済、公正な社会、持続可能な世界の実現に向けて自ら率先して取り組むことを通じて、計測可能で継続性のある成果をもたらすプロフェッショナルの集団です。デロイトは、創設以来175年余りの歴史を有し、150を超える国・地域にわたって活動を展開しています。 “Making an impact that matters”をパーパス(存在理由)として標榜するデロイトの約345,000名のプロフェッショナルの活動の詳細については、(www.deloitte.com)をご覧ください。