ニュースリリース

デロイト トーマツ、「生成AIスポーツコンテスト2023」の受賞作品を決定

最優秀賞の作品名は「ピザイチ」、ある街のピザシェア1位(ピザイチ)の座をめぐり、フリスビーをピザに見立て配達し合う、市場覇権バトルを模した陣取り型スポーツが選ばれました。

2023年12月11日

デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ コンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役社長 佐瀬真人、以下 デロイト トーマツ)は、一般の方を対象に、生成AIを活用した新しいスポーツを考案する、生成AIスポーツコンテストの受賞作品を決定しました。

今回のコンテストでは、生成AIの可能性を念頭に、競技性の高いスポーツではなく、レクリエーション性が高く、年齢や性別、体力、技術を問わず、誰もが楽しめる新しいスポーツを様々な方から募集することで、生成AIの普及およびDiversity, Equity, & Inclusionの推進を目指しました。

当コンテストの応募総数は48点となり、応募者は最年少が15歳、最年長が64歳でした。10代・20代の方々からの応募が多かった一方、50代以上の方々からのご応募も複数件あり、生成AIが世代を問わず浸透しつつあることが分かりました。また、応募作品を通じて、生成AIが人の創造性や発想力の向上を促進することと共に、新しいスポーツのアイデアをより効果的に伝えるための企画書やPR動画などにも幅広く活用されているといった特徴が見られました。加えて、デロイト トーマツ グループ公式Xアカウントにて投稿された応募作品のPR動画が、累計数十万インプレッション数を獲得したことから、多くの方々から注目を集めていることも分かりました。

最優秀賞・優秀賞

  • 最優秀賞
    • 考案したスポーツ名:ピザイチ
    • 特徴:「ピザシェア1位の企業(ピザイチ)の座をめぐり、ある街でライバル会社同士が競い合う市場覇権バトル」という設定。フリスビーをピザに見立て、特定のエリアへ多く配達することを競う。シンプルでわかり易く、また、競技者同士の接触がないため負傷しにくい他、フィールドやアイテムの規格を自由に設定でき、その工夫次第では身体能力や障がいの有無を問わず楽しめる。
    • 受賞者:寺山 隼矢(てらやま じゅんや)氏
    • 生成AI活用方法:ルール作成や、モチーフ考案の壁打ち・たたき台として生成AIを活用
    • イメージ動画:デロイト トーマツ グループ公式X投稿_ピザイチ
  • 優秀賞
    • 考案したスポーツ名:Elemental Ball
    • 特徴:4種類のエレメントボール(火、水、風、土)をゴールに運び入れるスポーツ。エレメントによって異なる戦略とテクニックを必要とし、得点するごとにエレメントが変わるため、目まぐるしい試合展開が醍醐味。身体能力や体格差も配慮されたルールも設けられており、多様な人々のプレイが可能。
    • 受賞者:鈴木 亜希子(すずき あきこ)氏
    • 生成AI活用方法:コンセプト構築や、詳細設計、ゲームシミュレーション、資料作成サポートに加え、継続的な改善及びフィードバックに生成AIを活用
    • イメージ動画:デロイト トーマツ グループ公式X投稿_Elemental Ball
  • 優秀賞
    • 考案したスポーツ名:イメージラン
    • 特徴:AIが生成した風景画像と類似する風景を制限時間内に撮影し、画像認識技術によって判定された類似度スコアの合計点を競う。画像生成の際に、各プレイヤーの置かれた状況(現在の季節・時間帯・現在地の種類など)に関する変数決定が求められ、それに応じた風景画像が生成されることから、異なる場所にいるプレイヤー同士が一斉にプレイをすることが可能。
    • 受賞者:安田 凌(やすだ りょう)氏
    • 生成AI活用方法:スポーツ考案、本スポーツのプレイにも生成AIを活用
    • 弊社SNS投稿:デロイト トーマツ グループ公式X投稿_イメージラン

 

12月10日に開催された授賞式では、受賞者による自身の考案したスポーツについての説明や、審査員による総評等が行われました。

デロイト トーマツは、生成AI活用においてクライアントや社会を導いていくために、ソリューションの開発やユースケースの提示をしています。あらゆる人が利用可能な生成AIは、人とAIが協創する新しい時代である 「The Age of With」 の到来を告げるものと期待されています。本コンテストでは、斬新なアウトプットを生み出す生成AIの利用がビジネスを超えて広がる可能性が示されました。デロイト トーマツでは、AIの研究機能であるDeloitte AI Institute (DAII)がAI倫理をテーマとした書籍『信頼できるAIへのアプローチ AI活用で踏まえておきたい9つのチェックポイント』を発行するなど、生成AI活用をリスクと機会の双方で普及することで、社会課題解決や新産業創造など、より良い社会の創造に貢献していきます。

コンテストの詳細については、以下をご覧ください。
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20231002.html

生成AIに関する有志メンバーのブログでも応募者の作品をご紹介していますのでぜひご覧ください。
【デロイト主催!】『生成AI』を活用して新しいスポーツを考案しよう!コンテスト2023 応募案まとめ|生成AI@二重橋コンサルタント (note.com)

<報道機関の方からの問い合わせ先>

デロイト トーマツ グループ 広報担当 菊池、伊藤
Tel: 03-6213-3210 Email: press-release@tohmatsu.co.jp

デロイト トーマツ グループは、日本におけるデロイト アジア パシフィック リミテッドおよびデロイトネットワークのメンバーであるデロイト トーマツ合同会社ならびにそのグループ法人(有限責任監査法人トーマツ、デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ税理士法人、DT弁護士法人およびデロイト トーマツ グループ合同会社を含む)の総称です。デロイト トーマツ グループは、日本で最大級のプロフェッショナルグループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従い、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務等を提供しています。また、国内約30都市に約2万人の専門家を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。詳細はデロイト トーマツ グループWebサイト、(www.deloitte.com/jp)をご覧ください。

Deloitte(デロイト)とは、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(“DTTL”)、そのグローバルネットワーク組織を構成するメンバーファームおよびそれらの関係法人(総称して“デロイトネットワーク”)のひとつまたは複数を指します。DTTL(または“Deloitte Global”)ならびに各メンバーファームおよび関係法人はそれぞれ法的に独立した別個の組織体であり、第三者に関して相互に義務を課しまたは拘束させることはありません。DTTLおよびDTTLの各メンバーファームならびに関係法人は、自らの作為および不作為についてのみ責任を負い、互いに他のファームまたは関係法人の作為および不作為について責任を負うものではありません。DTTLはクライアントへのサービス提供を行いません。詳細は www.deloitte.com/jp/about をご覧ください。

デロイト アジア パシフィック リミテッドはDTTLのメンバーファームであり、保証有限責任会社です。デロイト アジア パシフィック リミテッドのメンバーおよびそれらの関係法人は、それぞれ法的に独立した別個の組織体であり、アジア パシフィックにおける100を超える都市(オークランド、バンコク、北京、ベンガルール、ハノイ、香港、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、メルボルン、ムンバイ、ニューデリー、大阪、ソウル、上海、シンガポール、シドニー、台北、東京を含む)にてサービスを提供しています。

Deloitte(デロイト)は、監査・保証業務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、リスクアドバイザリー、税務・法務などに関連する最先端のサービスを、Fortune Global 500®の約9割の企業や多数のプライベート(非公開)企業を含むクライアントに提供しています。デロイトは、資本市場に対する社会的な信頼を高め、クライアントの変革と繁栄を促し、より豊かな経済、公正な社会、持続可能な世界の実現に向けて自ら率先して取り組むことを通じて、計測可能で継続性のある成果をもたらすプロフェッショナルの集団です。デロイトは、創設以来175年余りの歴史を有し、150を超える国・地域にわたって活動を展開しています。 “Making an impact that matters”をパーパス(存在理由)として標榜するデロイトの45万人超の人材の活動の詳細については、(www.deloitte.com)をご覧ください。