調査レポート

AIガバナンス サーベイ

AIの実運用とその課題認識における日本企業の概観

Deloitte AI Instituteが2022年下期に実施した「AI利活用促進に関するサーベイ」の結果をレポートにまとめ、PDFデータを公開しています。

AI利活用が進む現代社会におけるAIガバナンスの高度化はAIを利活用する企業の喫緊の課題のひとつと言えます。

デロイト トーマツ グループでは、2018年から毎年「AIガバナンスサーベイ」を発表しています。日本企業におけるAIガバナンスの取り組みや、AI利活用に向けた投資の状況、AI固有リスクへの対応を概観してきました。

4回目のサーベイとなる今回、日本企業がAI利活用に向けた課題と解決に関して”Trustworthy AI”の社会実装を目指す専門家集団Deloitte AI Instituteのメンバーが取りまとめています。

AIガバナンス サーベイ 結果レポート (PDF, 4.3MB)

概要(序論より)

今年度は、経営の課題解決や高度化に繋がるデータ分析活動を推進するためのデロイト独自のフレームワークである「IDO (Insight Driven Organization)」にて必要としている要素である「戦略・人材・プロセス・データ・テクノロジー」の 5 つの観点を用いながら、 AI 利活用の進捗度合と対応するように現状を調査しました。また、昨年度導入した AI 活用ステージの概念を今年度も利用し、調査結果と比較することで、企業の取り組み状況の変化を分析しました。加えて、今年度もアンケートによる調査だけでなく企業に個別にヒアリングをすることにより、アンケートの集計結果からだけでは見えない具体的な意見を収集しました。

AI技術の利活用が一般化しつつあるなか、便利さだけでなく注意が必要な側面もあるという認識が生まれています。今後多くの企業が AI 利活用を進める中で、本サーベイが、 AI のリスクを正しく認識し、障害となる要因に適切に対処するきっかけとなれば幸いです。

レポートの内容

■目次
p.03 序論
p.04 エグゼクティブサマリー
p.05 AIの利活用状況
p.08 AIの利活用を阻害する課題
p.12 AI固有のリスク識別・コントロール状況
p.14 業種別詳細分析
p.17 結論
p.18 付表

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