「Beyond design thinking ~ポストコロナ時代に想う~」ワークショップを開催

今回のワークショップは、株式会社ホワイトシップよりゲスト講師をお招きし、同社の『Online EGAKU(外部サイト)*』プログラムをSheXO Club向けにカスタマイズ開催していただきました。

*『EGAKU』は株式会社ホワイトシップが推進する創造性開発プログラム。2002年にスタートし、受講者は現在述べ2万人を超え、導入企業も200社を超える。2020年よりOnlineでの催行を開始。

サマリー

ワークショップはアーティスト作品の鑑賞ワークからスタート。「作品を見てどんな印象を受けたか？」を参加者全員が思いつくままにコメントしていきました。作品の感じ方は人それぞれで、希望に満ちた明るい印象を受ける方もいれば、迷いのような混沌とした印象を受ける方もいる。はたまた、作品を回転させるとイメージががらりと変わるなど、違う視点から見ることで新たな発見を得られるとともに、自身が持っていたバイアスに気づくことのできるきっかけとなりました。

続く創作ワークでは、「今こそ大切にしていきたいこと」をテーマに、個々人が内側に秘める想いについてワークシートを使いながら掘り下げていき、それを色に例え、感情のままキャンバスに表現していただきました。コロナ禍で生活や働く環境が一変し、社内外での関係構築に悩みを抱える中、改めて「大切にしたいことはなにか」を見つめ直し、一人ひとりが希望ある未来を想像しながら絵で表現することで、自己認知の大切さを理解することに繋がりました。

その後のグループワークでは、4名ずつのグループに分かれ、それぞれの作品を他メンバーと共有しました。多様な視点からコメントをいただくことで、自分でも気づかなかった想いに気づくことができ、また、他者の価値観や感性に触れ、お互いの違いを認め合うことの大切さを再認識しました。
最後に、個人ワークでリフレクション（振り返り）を行い、「”自分”について気づいたこと、感じたこと」、「”他者”について気づいたこと、感じたこと」および、それを「今後どのように活かしていけるか」ということについて考えていきました。
アートの「鑑賞」と「創作」を繰り返すことにより、これからの時代に必要な「自己認知力」「多様性の受容」「不確実耐性」「グリッド」など非認知能力を飛躍的に高めることができ、参加者の皆様からのフィードバックでは満足度100%をいただいております。