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ナレッジ
ファイナンス人材に関するインタビュー調査結果
ファイナンス人材マネジメントに関する課題・取り組み状況およびスキル習熟度の調査結果
ファイナンス部門の課題や取り組み状況を明らかにするため、24社を対象に2023年11月から2024年3月にかけてファイナンス人材マネジメントの実態調査を実施しました。人材戦略・採用・配置・育成に関する課題や実務担当者のスキル別習熟度分析結果をご紹介します。
ファイナンス人材マネジメント調査概要
デロイト トーマツ グループが、24社を対象に2023年11月から2024年3月にかけて実施した「ファイナンス人材に関するインタビュー調査結果」結果概要をご紹介します。
ファイナンス人材マネジメントにご興味がある方、本調査の結果詳細をご覧になりたい方は是非お問合せください。
調査内容
- ファイナンス人材戦略、採用、配置、育成など、ファイナンス部門の課題・取り組み状況
- ファイナンス人材が持つべきスキルのうち、デジタルスキル、コンセプチュアルスキル、ヒューマンスキルの3領域の全24スキルのスキル習熟度(実務レベルの担当者のボリュームゾーンの習熟度)
調査結果概要
各社のファイナンス部門の課題・取り組み状況
- 人材マネジメントサイクルの好循環を生む前提として、業務効率化や自動化、業務プロセスの標準化といった業務・システム整備が必要である
- ファイナンス組織のありたい姿の定義やファイナンスに特化した人材戦略立案、他部門との人材交流、組織内での相互勉強会など、人材戦略から育成までの各プロセスにおいて、様々な施策が実行されている
- 特に人材配置については、ファイナンス部門内のみならず事業部門や子会社への戦略的な異動を行っている企業が多い
ファイナンス人材に関するインタビュー調査結果(PDF, 1.3MB)
実務担当者のスキル別習熟度
- デジタルスキル:一部の人材が有する高いスキルを組織全体に定着させることや先端技術の理解・活用が主な課題である。スキル向上のため、他部署からの知見共有やエンジニアの積極的な採用等を推進している
- コンセプチュアルスキル:同組織内でも個人差が多いという回答が多く、組織全体の底上げという課題を抱えている企業が目立った
- ヒューマンスキルにビジネスナレッジ不足や横連携の希薄さにも起因し、リレーションシップや交渉力等のスキルが不足している。スキル向上のため、プロジェクト型業務への積極的なアサインやローテーション制度・昇格試験を有効的に活用していることが挙げられた