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国際会計基準審議会(IASB)及び国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が、2024年10月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表

IAS Plus 2024.10.29  

IASB及びISSBの2024年10月に改訂されたワーク・プランでは、複数のプロジェクトの予定が更新されている。

2024年10月の国際会計基準審議会(IASB)及び国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の会議を受け、ワーク・プランが前回更新された2024年9月以来、会議及びその他の進展からどのような変更があったかを理解するために、IFRS財団ウェブサイトのワーク・プランを分析した。

以下は、2024年9月23日(デロイト トーマツのWebサイト-※1)の前回の分析からワーク・プランに行われたすべての変更の分析である。

 

基準設定プロジェクト

  • 「企業結合-開示、のれん及び減損」
    今月の会議 (IAS Plus-英語※ 2)で公開草案に対するフィードバックの概要を議論した後、フィードバックの詳細な議論を2024年12月に開始する予定である。
  • 「持分法」
    公開草案に対するフィードバックの議論は、2025年第2四半期 (従来は2025年上半期) に開始する予定である。

 

メンテナンスプロジェクト

  • 「電力購入契約」
    最終的な修正は2024年12月に公表される予定である (以前は2024年第4四半期) 。
  • 「超インフレ表示通貨への換算」
    公開草案に関するフィードバックの議論については、2025年第1四半期 (従来は2025年上半期) から開始する。

 

リサーチ・プロジェクト

  • 「無形資産」
    今月の会議 (IAS Plus-英語※ 3)で最初のリサーチについて議論した後、さらなるリサーチを実施し、2025年第1四半期に議論する予定である。
  • 「IFRS 15「顧客との契約から生じる収益」の適用後レビュー」
    このプロジェクトは、2024年9月30日 (IAS Plus-英語※ 3)にフィードバック・ステートメントを公表することで完了し、ワーク・プランには含まれていません。

 

タクソノミ・プロジェクト

  • 「IFRS会計タクソノミの更新-再生可能電力に係る契約」
    IFRSタクソノミ・アップデートに関するフィードバックは2024年12月 (以前は2024年第4四半期) に予定されている。
  • 「IFRS会計タクソノミの更新-『公的説明責任のない子会社:開示』及びIFRS第7号及びIFRS第9号の修正」
    IFRSタクソノミ・アップデートに関するフィードバックは2024年12月 (従来は2024年第4四半期) に予定されている。

 

上記は、2024年9月29日と2024年10月29日の、IASB及びISSBのワーク・プランの忠実な比較である。

 

現在のワーク・プランについては、いつでもこちら(IFRS財団のWebサイト-英語※ 5)からアクセスできる。

 


》IASB及びISSBのワーク・プラン(IFRS財団のWebサイト-英語)
》Deloitteのプロジェクト・ページ(IAS Plus-英語)

 

※1》「国際会計基準審議(IASB)及び国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、2023年9月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表」(デロイト トーマツのWebサイト)
※2》"Business combinations—disclosures, goodwill and impairment"(IAS Plus-英語)
※3》"Intangible assets"(IAS Plus-英語)
※4》"IASB completes post-implementation review of IFRS 15"(IAS Plus-英語)
※5》 ‘Work plan’(IFRS財団のWebサイト-英語)

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