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国際会計基準審議会(IASB)及び国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が、2024年3月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表

IAS Plus 2024.03.26  

IASB及びISSBの2024年2月に改訂されたワーク・プランでは、多くのプロジェクトの予定が更新されている。

2024年3月の国際会計基準審議会(IASB)及び国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の会議を受け、ワーク・プランが前回更新された2024年2月以来、会議及びその他の進展からどのような変更があったかを理解するために、IFRS財団ウェブサイトのワーク・プランを分析した。

以下は、2024年2月29日(デロイト トーマツのWebサイト-※1)の前回の分析からワーク・プランに行われたすべての変更の分析である。

 

基準設定プロジェクト

  • 「企業結合-開示、のれん及び減損」
    2024年3月14日 (IAS Plus-英語※ 2)の公開草案の公表を受け、プロジェクトの次のステップは受領したフィードバックの議論であり、2024年下半期に開始する予定である。
  • 「資本の特徴を有する金融商品」
    公開草案に関して受領したフィードバックの議論が2024年5月に開始する予定である(以前は2024年第2四半期)。

 

メンテナンスプロジェクト

  • 「『IFRS for SMEs 会計基準第3版』公開草案への補遺」
    公開草案が2024年3月に予定されている(以前は2024年4月)。
  • 「金融商品の分類及び測定の修正」
    最終修正が2024年5月に予定されている(以前は2024年第2四半期)。

 

3月(すなわち今週)に予定されているIASBの公表物

  • 「『IFRS for SMEs 会計基準第3版』公開草案への補遺」-上記参照
  • 「IFRS会計タクソノミの更新-IAS第12号、IAS第21号、IAS第7号及びIFRS第7号の修正」-IFRS会計タクソノミ2024の一部として
  • 「IFRS会計タクソノミの更新-一般的実務(金融商品)及び全般的改善」-IFRS会計タクソノミ2024の一部として

 

上記は、2024年2月29日と2024年3月26日の、IASB及びISSBのワーク・プランの忠実な比較である。

 

現在のワーク・プランについては、いつでもこちら(IFRS財団のWebサイト-英語※ 3)からアクセスできる。

 


》IASB及びISSBのワーク・プラン(IFRS財団のWebサイト-英語)
》Deloitteのプロジェクト・ページ(IAS Plus-英語)

 

※1》「国際会計基準審議会(IASB)及び国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、2023年2月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表」(デロイト トーマツのWebサイト)
※2》 ‘IASB proposes enhanced information on acquisitions’(IAS Plus-英語)
※3》 ‘Work plan’(IFRS財団のWebサイト-英語)

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