ナレッジ

CIOアウトソーシングについて理解する

監督と説明責任の強化を求める声

Performance magazine issue43より

要点

  • 「CIOアウトソーシング(Outsourced CIO (OCIO))」は、選任したOCIOが運用戦略の助言と資産運用サービスの両方を提供する、委託型コンサルティングの一形態です。
  • 中小規模の機関投資家が、ガバナンス維持の負担と投資コストの削減を目的として、OCIOモデルを採用しています。
  • 意思決定が外部委託されていることや、コストに関する透明性が限られていることを踏まえると、OCIOに対する監督を強化する必要があります。
  • 取締役会と投資委員会は自社のOCIOを審査する立場にありますが、それが困難な場合には、独立した投資アドバイザーを選任した上で、OCIOに委託した権限の幅に見合ったレベルで、説明責任を果たさせるべきです。

 

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