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「収益認識に関する会計基準等」インダストリー別解説シリーズ(9)第9回 人材サービス業-人材派遣業及び人材

(月刊誌『会計情報』2019年9月号)

2018年3月30日に企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」(以下「収益認識会計基準」という。)、企業会計基準適用指針第30号「収益認識に関する会計基準の適用指針」(以下「収益認識適用指針」といい、これらを合わせて「収益認識会計基準等」という。)が公表されている。 本稿では、人材サービス業のうち人材派遣業及び人材紹介業について、収益認識会計基準等の適用にあたり検討を要する主な論点を、収益認識会計基準17項の以下の5ステップに即して解説する。

著者:公認会計士 木村 寛人

2018年3月30日に企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」(以下「収益認識会計基準」という。)、企業会計基準適用指針第30号「収益認識に関する会計基準の適用指針」(以下「収益認識適用指針」といい、これらを合わせて「収益認識会計基準等」という。)が公表されている。

本稿では、人材サービス業のうち人材派遣業及び人材紹介業について、収益認識会計基準等の適用にあたり検討を要する主な論点を、収益認識会計基準17項の以下の5ステップに即して解説する。

●ステップ1 顧客との契約を識別する。

●ステップ2 契約における履行義務を識別する。

●ステップ3 取引価格を算定する。

●ステップ4  契約における履行義務に取引価格を配分する。

●ステップ5  履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。

※続きは添付ファイルをご覧ください。

(652KB, PDF)
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