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有価証券報告書の開示に関する留意事項
月刊誌『会計情報』2024年5月号
公認会計士 廣橋 里美
本稿では、2024年3月決算の有価証券報告書の開示に関する留意事項について解説を行う。
本稿で使用する有価証券報告書の記載事例は、公益財団法人 財務会計基準機構の作成した『有価証券報告書の作成要領』(2024年3月期提出用)を参考にしている。
また、金融庁のウェブサイト 『企業情報の開示に関する情報(記述情報の充実)』では、「記述情報の開示に関する原則」及び「記述情報の開示の好事例集2023」等の情報が集約されており、2024年3月期の有価証券報告書を作成するにあたって参考になるものと考えられる。2024年3月には、金融庁より『有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項等(サステナビリティ開示等の課題対応にあたって参考となる開示例集を含む)及び有価証券報告書レビューの実施について(令和6年度)』が公表されており、令和6年3月期以降の事業年度に係る有価証券報告書のレビューについては、サステナビリティに関する企業の取組の開示が重点テーマ審査の対象とされているため、留意されたい。
※続きは添付ファイルをご覧ください。
本記事に関する留意事項
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