「人的資本経営」ストラテジー

“未来型CHRO”と新しい人事機能がリードするこれからの経営改革。
『後追い人事』から『未来へと勝ち進む人事』へ未来起点の人事改革を行うために。
人的資本経営を進めるためのリーダーシップチームの在り方や、実務にまで踏み込んで解説した1冊！
 

人的資本経営の考え方はわかったが実際にどう進めてよいかわからない。人的資本経営に真正面から取り組みたいが、範囲が広すぎて対応できない。将来の人的資本価値の向上に向けて価値創造ストーリーを描くことを手伝ってほしい。このように、人的資本経営に関する悩みも、単なる開示要請への対応から、より本質的な推進上の悩みへと移り変わりつつある。

本書では、「人的資本戦略」「人的資本中計」「人的資本KPI」「人的資本経営をリードする未来型CHROの役割」など、従来の“戦略人事”や“人事部中計”、“人事実務”を超えた、新しいキーワードを打ち出しながら、本当の意味で人的資本経営に取り組むには？の問いに正面から応えることにチャレンジしている。日本企業にとってまだまだ緒についたばかりの取り組みではあるが、少し未来を先取りし、これからのCHROの役割や、ITプラットフォームの整備の仕方、他のCXOとの連携の在り方などの提言もしており、是非ご一読いただきたい。
 

目次

序章　 なぜ、今、人的資本開示なのか

第1部　人的資本経営に求められるリーダーシップ

第1章　 「人的資本経営」とは

第2章　 人的資本経営をリードする未来型CHROとは

第3章　 人的資本経営と役員報酬制度

第2部　人的資本戦略の実務

第4章　 経営戦略に基づく人的資本戦略とは

第5章　 人的資本経営におけるこれからの人材ポートフォリオとは

第6章　 人的資本経営において大事にすべき企業文化とは

第7章　 人的資本経営の推進において従業員エンゲージメントにどう向き合うか

第3部　人的資本戦略推進のために必要な機能とプラットフォームの整備

第8章　 人的資本経営を推進するために 整えるべき人事機能の在り方とは

第9章　 人的資本経営推進のための テクノロジー・データ基盤とは

第4部　人的資本経営のその先にあるもの。得たいもの。 進めたいもの。

第10章　人的資本を中心に据えた、これからの経営改革