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ナレッジ
基礎からのM&A講座 第9回
M&Aの論点(2)ストラクチャー
大学で講義を受ける感覚で基礎からM&Aを学ぶ12回完結の講座型連載記事。第9回は、M&Aで用いる一般的なストラクチャーについて、スキーム設計上のポイントおよび、手続き面等について解説します。
はじめに
「基礎からのM&A講座」第8回からM&Aの個別論点について解説しているが、今回はM&Aで論点となりやすいストラクチャーに焦点を当て、説明する。
ストラクチャーとは、M&Aを行うにあたって、目的を達成するための手順・方法のことである。M&Aにおいては、売り手・買い手のみならず、さまざまな利害関係者に影響を及ぼすことになる。このため、各利害関係者が納得できるようなストラクチャーを構築することが肝要となる。
そこで本稿では、M&Aで用いる一般的なストラクチャーについて、スキーム設計上のポイントおよび、手続き面等について、解説していく。
なお、文中の意見に関する部分は私見であることに予めご留意頂きたい。
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