サービス

自治体と市民をつなぐ防災情報アプリ「Smart BOSAI Connect」のご紹介

災害時にも「信頼できる情報を、必要な時に、分かりやすく、使い慣れた方法」で共有する

近年、日本では毎年のように激甚災害に指定される規模の水害や地震等による災害が発生しています。水害の被害総額だけでも過去10年で10倍以上に増加しており、防災・減災への取り組みの重要性が増しています。防災・減災には災害発生時だけではなく、「平時」からの準備が不可欠です。

Smart BOSAI Connectの機能概要

Smart BOSAI Connectは、平時から災害発生時、避難時、避難後まで自治体と市民をつなぐ防災情報アプリです。

 

 

(PDF, 990KB)

各フェーズにおける提供価値

平時

専門家の監修を受けた防災知識を習得できるクイズゲームやアンケート等の配信が可能です(Bosai Quest)。位置情報に連携したり、地域や利用者の属性に応じてカスタマイズしたクイズを追加したりすることができ、地域ポイント等と連携することで平時からの利用を促進することが可能です。また、避難訓練や防災イベント等で活用することで、ポイントに応じた景品を出したり、表彰したりするなど、楽しみながら防災知識を身に着けることが可能となり、イベントへの参加を促すことにつながります。

災害発生時

利用者がLINEの会話で災害発生時の避難場所や避難タイミングに関する質問に回答することで利用者の災害時の個別行動計画(デジタルマイタイムライン)が作成され、災害発生時には「避難予定情報」等を本人や事前登録した家族へプッシュ通知することが可能です。紙で作成するタイムラインと異なり、家族や友人への共有が容易であり、スマートフォンさえあれば、災害時に見つからないといった問題も起こりにくくなります。

避難時

利用者は、QRコードの読み取り等により、避難所の入退所手続きを安心かつ簡単に行うことができます。これにより、災害時に紙の避難者カードに記載する必要がなくなります(デジタル避難所チェックイン)。また、アプリに入力することで、在宅避難や車中避難といった情報を自治体に伝えることができ、避難所に行かなくても物資支援の情報を受け取ったり、避難先の情報を家族に通知したりすることができます。一方、自治体は、避難者リストを容易に作成することが可能となり、避難所運営が効率化されます。

避難後および復旧・復興時

自治体は、避難所の入退所状況などを可視化するダッシュボードの運用が可能です(自治体向けダッシュボード)。ダッシュボードの活用により、利用者が避難後も継続してLINE上で義援金や本人の属性や希望に応じた支援情報の通知することが可能となります。また、ダッシュボードを拡張することで復興・復旧時のボランティアの管理や生活再建、事業再開に関する施策に活用することも可能です。

 

導入プラン

導入避難所200か所当たり年間480万円の標準パッケージを用意しています。その他、関連コンサルティングや追加機能開発についても対応可能です。また、安価なお試しパッケージも用意しています。詳しくはブロウシュアをご参照ください。

プロフェッショナル

松山 知規/Tomoki Matsuyama

松山 知規/Tomoki Matsuyama

デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員

地方自治体、不動産デベロッパー等に対して、まちづくりや都市開発をテーマにしたコンサルティング領域に従事。現在は、デロイト トーマツ コンサルティングのスマートシティチームのリーダーとして、官民双方の立場からスマートシティをテーマにした構想策定から実行までのプロジェクトを多数支援。 >> オンラインフォームよりお問い合わせ... さらに見る

小林 恭平/Kyohei Kobayashi

小林 恭平/Kyohei Kobayashi

デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員

アジャイルやリーンスタートアップを基にした新規事業開発、基幹システムリプレイス、全社アジャイル導入、アジャイルコーチングなどを手掛けており、筑波大学でアジャイル開発の非常勤講師を務め、新卒研修の講師も務める。 ソフトウェア開発チームで10年以上システム開発、アジャイルコーチを提供し続けている。 また、近年はその経験を活かし、防災DXにも注力しており、中央省庁から地方自治体における実証実験からシステ... さらに見る