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レジリエンスなサプライチェーン構築に向けたリスクマネジメント
企業の成長とリスクコントロールを実現するためのサプライチェーンリスクマネジメント
昨今の品質不正、データ改ざん、外部委託先の不祥事、ESG投資やSDGsなどの環境意識の高まり、AIやブロックチェーン、機械学習などの新技術の台頭により、企業を取り巻くリスクが複雑化する中で、自社だけに留まらず、外部環境も含めたサプライチェーン全体のリスク管理の重要性が増しています。企業の成長を止めずにリスクコトンロールを行うことが求められています。
目次
- 激しい変化の中で、サプライチェーンのイノベーションとリスクコントロールの両立が求められています
- サプライチェーンにおけるリスクは、様々な要因が絡み合うため複雑化しています
- モデルとメソドロジーを用いてレジリエンスなサプライチェーンの構築を支援します
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激しい変化の中で、サプライチェーンのイノベーションとリスクコントロールの両立が求められています
世界の経済環境が激しく変化する中、生き残りのため、日本企業も変革のプレッシャーにさらされています。特に製造業においては、その生命線ともいえるサプライチェーンにおいて、さらなる成長のために、イノベーションを起こし現状を打破していくことが不可欠となっています。
一方で、現在の事業や業務は様々なリスクにされられています。一言でリスクと言ってもその中身は多種多様であり、廃プラ問題などの環境リスク、GDPR(EU一般データ保護規則)などのコンプライアンスリスク、データ改ざんなどの品質リスクといった様々なリスクが考えられます。
サプライチェーンにおけるリスクは、様々な要因が絡み合うため複雑化しています
昨今のテロや政治変動などは、海外拠点を構える企業におけるリスクを徐々に高めているといえます。これらのマクロリスクは、原材料の調達プロセス、海外製造拠点における生産プロセス、輸出輸入などの輸送プロセスなど、サプライチェーンのプロセスに多大な影響を及ぼし、戦略的な対応が求められます。
また、リスクは外部にだけ存在するとは限りません。不正や横領、技術漏えい、技術盗難といった犯罪行為に加えて、品質に関わる検査不備や品質データ改ざんなど、組織や企業文化も絡んだオペレーショナルリスクも存在します。
サプライチェーンに絡む多種多様なリスクの把握・対応を検討するためには、フレームワークを用いて網羅的・戦略的に取り組むことが効果的です。
下記は、デロイトの知見に基づいて作成されたサプライチェーンリスクのフレームワークであり、リスクを体系的に整理し、個々のリスクコントロールを設計する上で、有益なツールとなります。
モデルとメソドロジーを用いてレジリエンスなサプライチェーンの構築を支援します
デロイト トーマツ グループでは、世界で多くの実績を有するフレームワークとメソドロジーを用いて、貴社のサプライチェーンに関わる成長とリスクコントロールを両立するアクセルとブレーキを創り、強固で柔軟な(=レジリエンスな)サプライチェーン構築の実現を推進します。
サプライチェーンのアセスメントからモニタリングプロセスの構築までトータルで支援を行うと共に、リスクが発現した際のクライシス対応についても、復旧、再発防止の支援をします。
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