Digital Accounting & Finance -経理業務・組織の最適化 ブックマークが追加されました
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Digital Accounting & Finance -経理業務・組織の最適化
プロセスマイニング/タスクマイニングを活用した、アナログとデジタルの合わせ技による改革
経理財務業務・組織の課題は従前から存在するものの、課題と施策が事実に基づき具体化されなかったため、これまで有効な取り組みに繋がりませんでした。さらに、コロナ禍においてそれらの課題が色濃く顕在化することとなり、もはや企業として経理業務の改革は喫緊の課題として対応せざるを得ない状況となっています。
デロイト トーマツでは、経理業務・組織をアナログとデジタルの施策を組み合わせ、事実に基づく可視化された課題に対し適用し、最適化を支援します。
目次
- Digital Accounting & Finance
- タスクマイニング/プロセスマイニングによる課題の抽出
- 導入事例1 <会計・伝票処理業務>
- 導入事例2 <経費・支払い業務の電子化・自動化>
- プロフェッショナル
Digital Accounting & Finance
経理業務の最適化に向けたプロセスにおいて、まず、可視化された「事実に基づく課題」の抽出が必要な要件となります。これら課題の抽出は、タスクマイニング/プロセスマイニングにより行われ、可視化された課題は、アナログとRPA・AI-OCRをはじめとした各種のデジタルの施策が適用され、効率化・最適化が図れます。
経理業務・組織における主な課題
Digital Accounting導入の全体像
タスクマイニング/プロセスマイニングによる課題の抽出
■タスクマイニング
タスクマイニングで可視化できる課題としては、「個々のメンバーの作業不効率(属人化、手作業、手戻り、単純作業の繰り返し等)」や、「メンバー間の役割分担の偏り」などがあげられます。このような外部から見えにくく、現場として無意識で行っていた不効率な課題等を明確化することができます。
タスクマイニングにより可視化された課題の例
■プロセスマイニング
プロセスマイニングで可視化できる課題としては、「個々のメンバーの作業不効率(プロセス逸脱、手戻り、手待ち、作業重複、作業繰り返し等)」であり、タスク・アプリ間でのつながりや個人間の連携にかかる不効率を可視化することができます。
プロセスマイニングにより可視化された課題の例
導入事例1 <会計・伝票処理業務>
ここでは、業務最適化前の状態と最適化後について、具体的なワークフロー図を紹介いたします。
■最適化前の課題
スタッフと課長クラスの人材が処理系の業務や、伝票作業に多くの工数を費やしていた。また、アウトソーシング先企業(BPO会社)の成果物と効率性が未検証であった。
自動化・最適化前の経理業務・組織
■最適化後の効果
業務が自動化されたことにより時間が創出され、課長やスタッフは帳簿の点検やプロジェクトの対応など、大事な業務に時間を充てられるようになった。またBPO会社の効率性も継続的にモニタリングされるようになった。
自動化・最適化後の経理業務・組織
導入事例2 <経費・支払い業務の電子化・自動化>
OCR・RPA・プロセスマイニング・ワークフローシステムの組み合わせにより、経費・支払いプロセスの大部分を低コストに電子化・自動化した事例の業務プロセスを紹介します。
自動化されたプロセス
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