デロイト トーマツはNVIDIAとの協業を加速。体制を100名へ増強し、AI Experience CenterでのNVIDIA AIおよびOmniverse Blueprint Labの開設、日本語LLMのNIMサービスを開始 ブックマークが追加されました
お知らせ
デロイト トーマツはNVIDIAとの協業を加速。体制を100名へ増強し、AI Experience CenterでのNVIDIA AIおよびOmniverse Blueprint Labの開設、日本語LLMのNIMサービスを開始
デロイト トーマツはNVIDIAソリューションを活用したサービス提供の拡大に向け、3つの施策を打ち出します。
1. NVIDIA専門組織 “NVIDIA Practice”を100名体制へ倍増
2. AI Experience CenterでのNVIDIA AI EnterpriseおよびOmniverseのBlueprint Labサービスの提供
3. NVIDIA日本語LLM NIMやNeMo Frameworkを マルチエージェントアプリ、多機能RAGアプリへの統合を開始
1. NVIDIA専門組織 “NVIDIA Practice”を100名体制へ倍増
これまで、日本においてNVIDIAソリューションの知見を持つエンジニアやコンサルタントが所属するNVIDIA専門部隊「NVIDIA Practice」を50名体制で組成し、NVIDIA AI Enterprise、NVIDIA Omniverseなどのソフトウエア製品を活用したユースケース検討・導入支援サービスの提供、人材トレーニング、GPUなどハードウェア提供を含めたリセールサービスを展開してきました。この度、その組織を大幅に拡大し、6か月後の2025年4月には100名体制とすることを決定しました。
これにより、強いビジネスニーズがあるNVIDIAソリューションの日本国内でのサービス提供体制を盤石なものにします。
2. AI Experience CenterでのNVIDIA AI EnterpriseおよびOmniverseの Blueprint Labサービスの提供
デロイトトーマツは生成AI体験施設AI Experience Centerの設立を予定しています。この施設では、AI が業務に革命をもたらす方法をクライアントが直接体験できるような設計がされますが、NVIDIAテクノロジに基づいて構築された生成 AI ソリューション等を紹介するエグゼクティブ ブリーフィングセンターとしても機能する予定です。このセンターにおいて、NVIDIA AI Enterprise とOmniverse のBlueprint のLabも提供し、クライアントがエージェント型 AI等 を効果的に導入できるよう支援します。
3. NVIDIA NeMo Frameworkや日本語LLM NIMを マルチエージェントアプリ、多機能RAGアプリへの統合を開始
デロイト トーマツでは、業務目的に応じて大規模言語モデル(LLM)が必要なツールを使い分けて処理を自動で実行するAIエージェントの実装を推進しており、その機能強化のために、多様なAIエージェントが自律的に連携する「マルチエージェントアプリ」を開発しています。また、RAG(Retrieval Augmented Generation)の利便性や精度を向上し、マルチモーダルRAGを実現する複数技術を搭載した「多機能RAGアプリ」の開発も行っています。
マルチエージェントアプリや多機能RAGアプリにおいて活用する生成AI基盤やLLMについて、NVIDIA NeMo Frameworkや日本語LLM NIMを活用するサービスを開始します。
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デロイト トーマツは、AI活用に必要なデータ収集、分析基盤の整備からAIの導入、運用まで、AIをビジネスの中核に据え、大胆な変革を一気通貫で支援します。
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