障がい者がはたらく農園「なかよしふぁーむ」が横浜市立みなと赤十字病院へ収穫したサニーレタスを寄贈|CSR Blog|Deloitte Japan ブックマークが追加されました
横浜市立みなと赤十字病院へデロイト トーマツ グループよりサニーレタスを寄贈いたしました。
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社の障がい者スタッフが運営する、農園「なかよしふぁーむ」では、季節ごとに野菜を栽培・収穫し、従業員の健康な食生活に役立てるために無料で社内配布しています。
しかしながら、2月27日付で発表されたデロイト トーマツ グループの方針により、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オフィス勤務者は在宅勤務に切り替わりました。政府の特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令もあり、現在はごく一部の職員を除き、全員が在宅勤務の状況となっています。農園「なかよしふぁーむ」のスタッフも自身と周囲の健康および安全の確保を第一とする観点から、自宅待機することとなりました。
農園での活動も一時的に中断。みんなで育てたサニーレタスは収穫期を迎えるところでしたが、行くあてがなくなってしまうかもしれませんでした。障がい者スタッフの努力を無駄にせず、なおかつ、新型コロナウイルス感染症対策の現場で戦っている人を、支援できる取り組みができたら望ましい。検討した結果、日本赤十字医療施設東部ブロック看護部長会議・研修会でご縁のあった、横浜市立みなと赤十字病院の看護部の皆さんへ送ることにいたしました。
届けられたサニーレタスをみて、看護師長が院内の売店に走り、卵や生ハムなどのトッピングを購入して、部署のみんなにふるまったそうです。ICUや感染症管理など緊張が強いられる部署ではたらく人たちからも、思わぬ差し入れにホッと一息、笑顔があふれる瞬間が見られたとの感想をいただきました(担当者談)。
障がい者スタッフが「周りのみなさんの健康のために」と思いを込めて手作りした野菜は、その役目を無事に果たすことができました。
またメンバーが一堂に揃って、農園作業を再開できる日を心待ちにしています。
WorldClassは、教育(Education)、スキル開発(Skills)、機会創出(Opportunity)の 3分野で、2030年までに全世界で累計5千万人の人々に対してポジティブなインパクトを及ぼすことを目指すDeloitteのグローバルな取り組みです。この一環として、デロイト トーマツ グループにおいても、2030年までに200万人の人々に対してインパクトを及ぼすことを目標に掲げ、取り組みを推進していきます。