Posted: 08 Oct. 2019

Story 04 デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社|M&Aアドバイザー

Future Vision ~Life at Deloitte Tohmatsu Group

―― これまでのキャリアストーリーを教えていただけますか。

大学生のときに公認会計士試験に合格しまして、そのまま新卒で有限責任監査法人トーマツに入社しました。監査やIPOの支援業務をしていたのですが、ファイナンシャルアドバイザリーの業務にアサインされたことをきっかけに「これは面白い!」と思い、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に転籍をしてファイナンシャルアドバイザリー業のキャリアがスタートしました。その後オーストラリアでの駐在を経て、今、コーポレートファイナンシャルアドバイザリーを行っています。

 

―― 転籍や海外駐在など色々な経験のなかで、一番印象に残っている出来事は何ですか?

いずれも新しい環境という意味では、かなりチャレンジはありましたが、海外駐在は、特に印象に残っています。日本のファイナンシャルアドバイザリーのメンバーがオーストラリアに行くのは、初めてのことでした。ビジネスの立ち上げをしなければいけなかったので、社内外のネットワークを構築しエミネンスを上げてビジネスを作っていくというのは、非常に苦労しました。結果的に一定の成果も出せ、次の駐在員にバトンタッチができたので、非常にいい経験だったと思っています。

 

―― 海外駐在の機会や新しい業務へのアサインを掴んだときのエピソードはありますか。

この組織が面白いなと思う点は、もちろん通常の業務でパフォーマンスをしっかり出すというのは大前提でありますが「こういうことをやりたい」と手を挙げていくと「じゃあ、やってみたら」とチャレンジさせてくれる組織だというところでしょうか。

 

―― ご自身もそのように手を挙げてチャンスを掴んできたのでしょうか?

そうですね。元々海外経験が豊富というわけではないですが、グローバルファームで働いているなかで、そういう経験をしたいと声はあげていましたね。

 

――海外駐在や監査、IPOの経験は、現在のお仕事の領域では、どのように活かされていますか。

今やっているM&Aや提携に関してクライアント様にアドバイスする業務においては、海外企業など国をまたいだM&Aが非常に多くなっている昨今なので、海外での経験はそのままダイレクトに活かすことができています。また、監査法人出身、公認会計士という点では、数字に強いという意味で、それは一つの強みとして、業務に活かせていると思っています。

また、グローバルで仕事をしていくにあたって、多様性あるメンバーと働くときに、海外で働いた経験は、海外メンバーとのやりとりをスムーズにする上でとても役に立っています。

―― 現在、従事している専門領域において、どのようなプロジェクトを行っていますか。

大きく2つあり、1つはクライアント様がM&Aを検討するときの支援です。日本企業が海外の企業を買収するときのアドバイスが多いです。クライアント様にとってM&Aは一大事であり、大きなイベントです。そういったダイナミックな意思決定について一緒に伴走し、成功したときは一緒に喜びますし、もちろんその逆もしかり。そういったところに携われる、力になれるというのは非常に面白いですね。

もう一つは、単に今の延長線上で成長するだけではなく、事業を拡大していくところの支援業務です。新しいサービスの開発など、クライアント様に提供できる究極のサービスを広げていくようなこともやっています。それはそれでデロイト トーマツ グループのサービスをどう成長させていくかということをサポートする意味において、非常にやりがいがあると思っています。

 

―― 今日のワープショップは、いかがでしたか。

日頃から色々なメンバーファームやサービスライン、あるいは他のビジネスの方と仕事をすることが非常に多いチームにいます。M&A一つでも、例えばタックスチームやリーガルチーム、コンサルティングチームなど。今日集まった方は、皆さん最先端の世界を見ていて、働き方や考え方も違いますし、刺激がありましたし、とても新鮮でした。

 

―― そういった多様な方々と一緒に仕事をされていますが、コラボレーションが生まれやすい環境である以外にデロイト トーマツの好きなところはありますか。

色々な領域のプロフェッショナルがいること自体も大きな魅力だと思いますが、これだけ大きな組織で横の垣根が非常に低い点は特に魅力的と感じます。それは日本国内もそうですし、海外のメンバーファームでも同様です。「クライアントが困っていることがあるよ」と言うと「こんなアプローチがある」というアイデアが必ず出てくるので、提供できないものはないんじゃないかなと思います。そういったことを変なハードルもなく、スムーズに連携してできるということは、自分を高めることに非常にプラスになっていますし、魅力的な組織だと感じます。

 

―― これからプロフェッショナルを目指そうという方やデロイト トーマツに入ろうとしている方に、ご自分がこれまで経験されてきたことも含めて、どういうメッセージを送りたいと思いますか。

勉強して知識を得るというのは、やっぱり限界があると思います。お客様が何に困っていて、どう力になれるかを、常日頃考えながらチャレンジしていく。同じところに留まっていても、時代もお客様もどんどん変わっていくので、新しいことにチャレンジすることを厭わない。自分がここまでできるようになったということであれば、チャレンジングかなと思っても、さらにその先に自分を持っていくことが重要かと思います。

 

―― ありがとうございます。デロイト トーマツでお仕事されているなかで、一番楽しい瞬間はいつでしょうか。

私の業務でいうとM&Aですので、最後まで案件がうまくいって、プロジェクトの打ち上げでお客様と一緒に会食行ったときに「デロイト トーマツさんのおかげでこの案件、非常にうまくいったね」とコメントをいただいたり、何年後かにお会いしたときに「無事に買収できて非常にうまくいっているよ」というような話を聞くと、アドバイザー冥利に尽きるといいますか。やってよかったなと実感する瞬間です。

 

―― 最後に、今後、成し遂げていきたいことや新しい環境でチャレンジしてみたいことを教えてください。

プロフェッショナルとして、より必要とされるような人材となるために、自分の芸域や人間力の幅を広げられるよう日々やっていきたいと心掛けています。

 

――再び海外に行くチャンスが巡ってきたら、行きますか?

そうですね。もちろん海外の経験は今の自分に活きていると思うので、また行きたいと思います。ただ他にも行きたいメンバーがたくさんいるので、またチャンスがあったらということですね(笑)。


 

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