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クライアントサービスの提供体制

デロイト トーマツ グループは、多様な専門性や規模の大きさといった組織能力を有することで、クライアントが最も困難な課題に対処するにあたり、価値あるサービスを提供できると考えています。これを念頭にMDM(Multi-Disciplinary Model)というビジネスモデルを導入し、その実現を可能にするためにLCSP(Lead Client Service Partner)、JSG(Japanese Services Group)といった仕組みを取り入れています。また、グループの多様な内部専門家は監査クライアントへの価値提供にも貢献しています。

MDM(Multi-Disciplinary Model)

グループの5つのビジネスの多様なプロフェッショナルの連携によってクライアントの期待を超えるサービスを総合的に提供しています。私たちのプロフェッショナルが連携する方法は様々で、インダストリーやDX・GXなどのアジェンダも含め、複数の専門性が融合したクライアント毎の課題解決を、提案・実装・運用まで幅広くカバーしています。また、MDMによって、経済や社会の環境変化によるクライアント・ニーズの多様化にスピーディに対応するのみならず、新たなマーケットの創出にもつなげています。

LCSP(Lead Client Service Partner)

特定のクライアントに対しサービス提供を統括する責任を担うパートナーであるLCSP(Lead Client Service Partner)を設定しています。LCSPは担当クライアントとのリレーション構築・強化の他、クライアントのニーズとグループ全体で保有するサービスをタイムリーに把握しながら、提供サービスを適切に設計する役割を担っており、MDMの推進においても不可欠な存在です。

JSG(Japanese Services Group)

海外に進出する日系企業の事業基盤の確立と成長を支援することを目的として1975年にJSG(Japanese Services Group)を発足しました。約50年の歴史を通じて、JSGは日本からの駐在員と現地のデロイトのメンバーがタッグを組んで世界各国・地域でクライアントにサービスを提供する体制を確かなものにしています。その上で、デロイト トーマツの日本のメンバーとJSGのメンバーが連携しながら、クライアントの本社と海外子会社に一体的なサービスを提供することで、日本企業の国や地域をまたいだ課題のソリューションを提供しています。

監査クライアントへの価値提供

監査業務においては、クライアントを取り巻く事業環境の変化、ITの高度化、ビジネスの多様化等に対応するため、会計・監査以外の専門性も求められます。当グループでは最適な監査を実施するため、主に公認会計士からなるコア・チームに加えてグループのリスクや税務、ファイナンス等のプロフェッショナルから監査メンバーを選任できる体制を築いています。グループ内の多様な専門家が監査チームに参画し、情報システムやその管理体制の評価、年金債務等の特殊な数理計算、金融商品の評価、不動産の評価、事業価値評価、複雑な税額計算、不正調査、データアナリティクス等の専門領域の知見が活用できることで、様々なリスクに対応した高品質な監査の実践を可能にしています。