ナレッジ

コレクティブ・インパクト・グラフィーという考え方

ーコレクティブ・インパクトの実践に重要な7つの要素ー

近年、コレクティブ・インパクトの実践に取り組む企業や団体が増加しつつあります。一方で、コレクティブ・インパクトは比較的新しい枠組みであり、既存の枠組みでは適切にその成果が測れない可能性があります。本稿では、一つの手法として、「コレクティブ・インパクト・グラフィー」をご提案します。

コレクティブ・インパクト・グラフィーについて

コレクティブ・インパクトは、様々なプレイヤーが協働して社会課題解決に取り組むための一つのスキームであり、協働の効果を最大化するための枠組みです。デロイト トーマツ ウェルビーイング財団では、コレクティブ・インパクト促進のため、複数の団体が協働して実施する社会的意義の大きい課題解決への取り組みを支援しています。

こうしたコレクティブ・インパクトへの取り組みは日本ではまだまだ多くはなく、その評価の枠組みも十分に議論されつくしていない状況です。また、1つの団体で行う社会課題解決と異なり、様々な団体や個人がかかわって実現するものであることから、その評価の枠組みについても多面的であることが必要になってきていると考えています。

本稿においては、コレクティブ・インパクトの成果を考えるにあたって、どのような観点が重要か、成果のみならず多様なステークホルダーが協業に向けて動いていくプロセスをどう捉えるのか、という点について、考えたいと思います。

コレクティブ・インパクト・グラフィーという考え方(PDF, 2MB)

本冊子に関するお問い合わせ

デロイト トーマツ ウェルビーイング財団
事務局Tel:03-6860-3300(平日9:30-17:30) Email: dtwb_wb@tohmatsu.co.jp

お役に立ちましたか?