お知らせ

デロイト、業界別の課題解決の支援に向けてGoogle Cloudの生成AIとの戦略的なアライアンス拡大を発表

Google Cloudの生成AI技術を利用した業界ソリューションとユースケースを構築

本ページに掲載されている情報は2023年5月8日に、デロイトが米国ニューヨークで配信した内容を翻訳したものです。なお、この翻訳文と原文に相違がある場合は、原文の記載事項を優先します。

2023年6月28日

デロイトとGoogle Cloudは本日、Google Cloudの最新生成AIの能力をあらゆる業界の企業が活用することを支援するために、両社の10年におよぶアライアンス関係を拡大すると発表しました。急速に拡大を遂げているデロイトの生成AIのチームがソリューションの構築と拡張に務め、Google Cloudの生成AIに対する需要拡大に対応すると共に、AI技術にまつわる深刻なビジネス上の課題の解決も支援します。

デロイトは既にGoogle CloudのAIと大規模言語モデル(LLM)を活用して、ビジネスをより効果的、かつ効率的にし得る業界有数のソリューションを開発しています。これらのソリューションは企業が現在直面している大きな課題に対応するものであり、また、使いやすさを重視した設計により、開発者や従業員、ITチームがすぐにでもAI投資の価値を実感できるものです。

デロイトの生成AIプラクティスはGoogle Cloudのさまざまな技術を活用して市場に新たなソリューションを打ち出しています。その中には、Vertex AIやPaLM基盤モデルをはじめ、Generative AI StudioやGoogle CloudのModel Gardenからアクセスできるオープンソースモデル、サードパーティのモデルなどが含まれます。これらのソリューションはクライアントが生成AIが持つ可能性を最大化することに貢献し、また、その使い手(金融業界ではアナリスト、消費者向け事業ではキャンペーン開発にあたるマーケティング担当者など)に具体的な便益をもたらすことができます。Google Cloudの生成AIはオープンかつ広範なポートフォリオを有しています。また、デロイトは生成AIを使った新たな事業アプリケーションを構築すると共に既に組織の中にあるアプリケーションを大幅に改善していくためのリソースを有しています。

デロイトの米国ファームの次期CEOでビジネス・グローバル・戦略サービスのマネージングプリンシパルを務めるJason Girzadasは次のように述べています。
「最新の革新的なAIの能力を活用して事業の高度化につなげたいというクライアントの要望が拡大しています。Google Cloudは、企業にとって有意義で実際的な価値をもたらす生成AIを提供しており、この生成AIは業界のプラットフォームとなるだけでなく、機能の高度化ももたらすでしょう」

Google CloudのCEOを務めるThomas Kurian氏は次のように述べています。
「Google Cloudの生成AIにおける進化によって、企業は従業員に生産性向上を後押しするツールを提供したり、新しい方法で顧客と繋がったりするなど、業界全般にわたって仕事を変革していくことが可能です。デロイトにはあらゆるセクターにおいて事業の向上を手助けしてきた何十年にもおよぶ経験が備わっています。共に生成AIの力を安全かつ責任ある方法でビジネスに活かしていこうという共通のコミットメントを通して、両社共通の顧客にはイノベーションに向けた素晴らしい機会を生み出していきます」

この発表以前に、生成AIや基盤モデルを活用したクライアントの生産性向上と、ビジネスイノベーションの加速化に貢献するため、デロイトは自社の生成AIチームを立ち上げています。新チームは世界有数のサービスに加えて、AI人材と深い業界経験を兼ね備えており、企業経営者による生成AI戦略の策定をサポートし、AIを活用した革新的なアプリケーション作成に向けて、このディスラプティブな新しいテクノロジーの活用を支援していきます。デロイトは安全かつ責任ある生成AIの利用にコミットしており、必要な安全策を開発すると共に、製品開発や業務において相反する倫理的な優先事項を両立させていく助けとなる信頼されるAIの枠組みに従っています。

金融サービス、小売・消費財、パブリックセクター、ヘルスケアとライフサイエンスといった複数の業界に大きなインパクトをもたらす総合的かつ魅力的なソリューションの創出が認められ、デロイトは2017年から2020年まで4年連続でGoogle Cloudのグローバル・サービス・パートナー・オブ・ザ・イヤーに選ばれています。デロイトは最高水準の能力を示してきた組織に認められるGoogle Cloudのプレミアパートナーステータスを得ています。このステータスを有している組織は、データ管理、クラウド移行、データアナリティクスと機械学習といった専門分野を含めた最高水準のトレーニングとツールにアクセスすることができます。デロイトとGoogle Cloudのアライアンスについての詳細はこちらをご覧ください。

<報道機関の方からの問い合わせ先>

デロイト トーマツ グループ 広報担当 菊池、内山
Tel: 03-6213-3210  Email: press-release@tohmatsu.co.jp

デロイト トーマツ グループは、日本におけるデロイト アジア パシフィック リミテッドおよびデロイトネットワークのメンバーであるデロイト トーマツ合同会社ならびにそのグループ法人(有限責任監査法人トーマツ、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ税理士法人、DT弁護士法人およびデロイト トーマツ グループ合同会社を含む)の総称です。デロイト トーマツ グループは、日本で最大級のプロフェッショナルグループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従い、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務等を提供しています。また、国内約30都市に約1万7千名の専門家を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。詳細はデロイト トーマツ グループWebサイト(www.deloitte.com/jp)をご覧ください。

Deloitte(デロイト)とは、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(“DTTL”)、そのグローバルネットワーク組織を構成するメンバーファームおよびそれらの関係法人(総称して“デロイトネットワーク”)のひとつまたは複数を指します。DTTL(または“Deloitte Global”)ならびに各メンバーファームおよび関係法人はそれぞれ法的に独立した別個の組織体であり、第三者に関して相互に義務を課しまたは拘束させることはありません。DTTLおよびDTTLの各メンバーファームならびに関係法人は、自らの作為および不作為についてのみ責任を負い、互いに他のファームまたは関係法人の作為および不作為について責任を負うものではありません。DTTLはクライアントへのサービス提供を行いません。詳細は www.deloitte.com/jp/about をご覧ください。

デロイト アジア パシフィック リミテッドはDTTLのメンバーファームであり、保証有限責任会社です。デロイト アジア パシフィック リミテッドのメンバーおよびそれらの関係法人は、それぞれ法的に独立した別個の組織体であり、アジア パシフィックにおける100を超える都市(オークランド、バンコク、北京、ベンガルール、ハノイ、香港、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、メルボルン、ムンバイ、ニューデリー、大阪、ソウル、上海、シンガポール、シドニー、台北、東京を含む)にてサービスを提供しています。

Deloitte(デロイト)は、監査・保証業務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、リスクアドバイザリー、税務、法務などに関連する最先端のサービスを、Fortune Global 500®の約9割の企業や多数のプライベート(非公開)企業を含むクライアントに提供しています。デロイトは、資本市場に対する社会的な信頼を高め、クライアントの変革と繁栄を促し、より豊かな経済、公正な社会、持続可能な世界の実現に向けて自ら率先して取り組むことを通じて、計測可能で継続性のある成果をもたらすプロフェッショナルの集団です。デロイトは、創設以来175年余りの歴史を有し、150を超える国・地域にわたって活動を展開しています。 “Making an impact that matters”をパーパス(存在理由)として標榜するデロイトの約415,000名の人材の活動の詳細については、(www.deloitte.com)をご覧ください。