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Team Deloitteを発表:パリ2024オリンピック・パラリンピックに向けてメンバーを公表

本プレスリリースは、2023年7月24日にアメリカ・ニューヨークで配信されたプレスリリースの翻訳版です。日本語版と英語版に齟齬があった場合は、英語版を優先します。

 

2023年7月25日

ワールドワイドオリンピック・パラリンピックパートナーであるデロイトは本日、グローバルのTeam Deloitteを発表しました。Team Deloitteの19名の選手はデロイトのプロフェッショナルであり、同時にパリ2024オリンピック・パラリンピックへの出場に向けてトレーニングを重ねているトップアスリートです。この19名に加えて、デロイトは若干名のアスリートもスポンサーしています。

「2024年パリ大会に向けて、Team Deloitteを紹介でき嬉しく思います。Team Deloitteのメンバーはデロイトのプロフェッショナルとしてのキャリアを積みながら同時にトップアスリートでもあり、スポーツとビジネスの双方で活躍できる資質を発揮されている方々です。2024年パリ大会の出場資格獲得に向けて、サポート・応援していけることを楽しみにしています」とデロイト グローバルCEOのJoe Ucuzogluは述べています。

 

2024年パリ大会:Team Deloitteのご紹介

世界新記録を打ち立てたパラリンピック金メダリストから、オリンピック新競技であるブレイキンの出場候補選手まで、Team Deloitteに所属する各選手はデロイトの共通の価値観を具現化し、スポーツを通じたより良い世界の創出の一翼を担います。

デロイトと兼業している選手は14カ国15競技におよび、デロイトのプロフェッショナルとしては、それぞれのビジネスにおいてフルタイムまたはパートタイムで勤務しています。Team Deloitteに所属する全選手と略歴はこちらをご覧ください

「Team Deloitteの一員になることができて非常に光栄です。デロイトには18年間勤めており、その間ずっとパラリンピックスポーツの夢を追い続けることができています。IOC/IPCとのパートナーシップが発表された時は本当に嬉しかったです。オリンピック・パラリンピック大会を変革していく大きな可能性が拓かれ、スポーツを通じて世界をより良いものへと変えていくインパクトを創り出すことを楽しみにしています!」 – Pieter du Preez、パラリンピック陸上競技・自転車競技、南アフリカ代表(2012年ロンドン・パラリンピック、2020年東京パラリンピック金メダリスト、2024年パリ大会出場候補)、デロイト 南アフリカのマネジャー
 

「ブレイキンとデロイトは全く異質の世界であり、一方を選び、その中で進歩していく必要があるとずっと思っていました。オリンピックの夢をあきらめかけましたが、サポートしてもらえないかデロイトに働きかけることにしました。今ではデロイトのサポートを得て、キャリアを構築しつつ業務外で自分の夢を追いかけることができています。デロイトとブレイキンにはさまざまなシナジーがあり、プロフェッショナルの世界で得たスキルをブレイキンに生かすことができます。どちらについても、優れていることが求められ、忍耐力やひたむきさ、情熱が必要なのです」 – Tiffany Leung、ブレイキン(2024年パリ大会出場候補)、デロイト カナダのシニアコンサルタント
 

「デロイトには選手としての夢をサポートしてもらうと同時に、キャリア成長についても助けてもらっており、非常に満足しています。選手として2024年パリ大会に向けて力を尽くし、それ以降についてもデロイトのプロフェッショナルとして頑張っていきたいと考えています」 - Abe Wiersma、ボート競技、オランダ代表(2020年東京オリンピック金メダリスト、2024年パリ大会出場候補)、デロイト オランダのコンサルタント

 

競技内外で活躍

デロイトは長年にわたってトップアスリートに門戸を開き、サポートしてきました。現在までに37名のデロイトのプロフェッショナルが、1996年アトランタ大会から2020年東京大会までの夏季7回・冬季3回のオリンピック・パラリンピック競技大会に出場しています。30年以上にわたりオリンピック・パラリンピック競技大会に向けた努力を重ねる中で、現在は15カ国21競技の選手が活躍しており、獲得メダル数は16(金10、銀4、銅2)に上ります。

競技引退後も数多くのオリンピック・パラリンピック選手がデロイトでキャリアを構築しており、最高水準のパフォーマンスを行うトップアスリートとして磨き抜いてきたそれぞれの特性やスキルを生かしてデロイトで活躍しています。

「人生の大部分においてアスリートは一般からはかけ離れた存在です。最強であり、最速であり、誰よりも忍耐力があってクリエイティブであること、こういった資質がなければオリンピック選手にはなれません。デロイトを選んだのは、ワールドクラスのパフォーマンスを追求していくためにこれらのスキルを今後も応用できる一方で、並外れた能力を持ち現状に挑もうとするプロフェッショナルに囲まれて仕事することができるためです。– Noemie Thomas、水泳、カナダ代表(2016年リオデジャネイロ・オリンピック)、デロイト カナダのビジネストランスフォーメーション・シニアコンサルタント
 

「19歳でトップ体操選手を引退した後、プロフェッショナルの世界でゼロからスタートするのだと考えました。スポーツのキャリアで身につけてきたスキルを応用できるだけではなく、このようなスキルがプロフェッショナルのキャリアの成功にも不可欠であるということにほとんど気づいていませんでした。オリンピック選手として、リスクの高い状況でも成功できるレジリエンスや、ミスを恐れない勇気、難しい局面でも100%の力を発揮できる自制心といった資質を身につけてきましたが、デロイトにおいてもキャリアの成功にこれらの資質が役立っています」 – Rebecca Wing、体操競技、英国代表(2008年北京オリンピック)、デロイト グローバルのグローバルスポンサーシップ・プロジェクトマネジャー
 

「トップアスリートもデロイトのプロフェッショナルも、最高を目指すたゆまぬ努力、継続的な改善へのコミットメント、課題や挫折を乗り越える鍛錬をできるという特長を備えています。こういった共通の特性があるからこそ、デロイトを身近に感じることができるのです」 – Maxwell Lattimer、ボート競技、カナダ代表(2016年リオデジャネイロ・オリンピック、2020年東京オリンピック)、デロイト カナダの組織設計コンサルタント

 

パーパス軸でのパートナーシップ

2022年4月にデロイトとIOCは、2032年までの10年間の5大会におよぶTOPパートナーシップの締結を発表しましたが、本日のTeam Deloitteの発表はこれを受けた展開です。デロイトおよびIOCは「パーパス軸でのパートナーシップ」を形成し、デロイトの幅広いビジネスの知見を生かして、IOCの将来に向けた戦略ロードマップ「オリンピック・アジェンダ2020+5」とともに、「スポーツを通じてより良い世界を構築する」というIOCのミッションの実現を支援します。

「オリンピックやパラリンピックに4回出場した選手3名をはじめ、冬季と夏季の両方のオリンピックに出場した選手も含め、引退した選手も現役のTeam Deloitteの選手も、オリンピックとパラリンピックの価値観を象徴する存在です」と、デロイト グローバルでIOCパートナーシップ&パーパスのリーダーを務めるMichele Parmeleeは述べています。「世界トップレベルの選手でありプロフェッショナルである方々の経験、職業倫理、レジリエンスは良い刺激になるものです。このような優秀な方々が既に身につけてきた素晴らしいキャリアをさらに発展させる場としてデロイトが選ばれたことを誇りに思います。皆でTeam Deloitteを応援していけることを楽しみにしています」

 

選手のサポートとウェルビーイング

昨年、デロイトはIOCと協力してAthlete365 Mentoringプログラムを立ち上げました。オリンピック選手とパラリンピック選手に対してトップスポーツ界からのキャリア移行を、メンタリングを通して支援しようとする取り組みです。デロイトに勤務するオリンピック・パラリンピック出場歴のある引退選手11名がこのプログラムに参加しており、自身の経験を共有し、選手コミュニティやオリンピック・パラリンピック・ムーブメントに還元しようとしています。

「このパートナーシップを通じてさまざまな方法で選手の将来をより良いものにできると考えると励みになります」とデロイト 米国でグローバルリード・クライアントサービスパートナーを務めるJohn Skowronは述べています。「デロイトでは現役からの移行の機会を改善するだけではなく、デジタルの専門性を生かしたアドバイスも提供します。例えば、ファン体験のパーソナル化、デジタルのつながりを深め世界中の選手やファンのインクルーシブな経験を創出できるようなデジタルサービスの向上などです」

 

IOCについて

国際オリンピック委員会は、ボランティアで構成された非営利の独立した国際組織で、スポーツを通したより良い世界の構築に尽力しています。収益の90%以上を幅広いスポーツ・ムーブメントに再配分しており、世界中で毎日340万ドル相当が様々なレベルのアスリートやスポーツ団体の支援に供されています。

<報道機関の方からの問い合わせ先>

デロイト トーマツ グループ 広報担当 岡根谷、菊池
Tel: 03-6213-3210  Email: press-release@tohmatsu.co.jp

デロイト トーマツ グループは、日本におけるデロイト アジア パシフィック リミテッドおよびデロイトネットワークのメンバーであるデロイト トーマツ合同会社ならびにそのグループ法人(有限責任監査法人トーマツ、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ税理士法人、DT弁護士法人およびデロイト トーマツ グループ合同会社を含む)の総称です。デロイト トーマツ グループは、日本で最大級のプロフェッショナルグループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従い、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務等を提供しています。また、国内約30都市に約1万7千名の専門家を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。詳細はデロイト トーマツ グループWebサイト(www.deloitte.com/jp)をご覧ください。

Deloitte(デロイト)とは、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(“DTTL”)、そのグローバルネットワーク組織を構成するメンバーファームおよびそれらの関係法人(総称して“デロイトネットワーク”)のひとつまたは複数を指します。DTTL(または“Deloitte Global”)ならびに各メンバーファームおよび関係法人はそれぞれ法的に独立した別個の組織体であり、第三者に関して相互に義務を課しまたは拘束させることはありません。DTTLおよびDTTLの各メンバーファームならびに関係法人は、自らの作為および不作為についてのみ責任を負い、互いに他のファームまたは関係法人の作為および不作為について責任を負うものではありません。DTTLはクライアントへのサービス提供を行いません。詳細は www.deloitte.com/jp/about をご覧ください。

デロイト アジア パシフィック リミテッドはDTTLのメンバーファームであり、保証有限責任会社です。デロイト アジア パシフィック リミテッドのメンバーおよびそれらの関係法人は、それぞれ法的に独立した別個の組織体であり、アジア パシフィックにおける100を超える都市(オークランド、バンコク、北京、ベンガルール、ハノイ、香港、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、メルボルン、ムンバイ、ニューデリー、大阪、ソウル、上海、シンガポール、シドニー、台北、東京を含む)にてサービスを提供しています。

Deloitte(デロイト)は、監査・保証業務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、リスクアドバイザリー、税務、法務などに関連する最先端のサービスを、Fortune Global 500®の約9割の企業や多数のプライベート(非公開)企業を含むクライアントに提供しています。デロイトは、資本市場に対する社会的な信頼を高め、クライアントの変革と繁栄を促し、より豊かな経済、公正な社会、持続可能な世界の実現に向けて自ら率先して取り組むことを通じて、計測可能で継続性のある成果をもたらすプロフェッショナルの集団です。デロイトは、創設以来175年余りの歴史を有し、150を超える国・地域にわたって活動を展開しています。 “Making an impact that matters”をパーパス(存在理由)として標榜するデロイトの約415,000名の人材の活動の詳細については、(www.deloitte.com)をご覧ください。