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ICSR適用によるサステナビリティの推進
企業のサステナビリティ推進の統合管理
サステナビリティへの社会的関心の高まり
近年、企業経営におけるサステナビリティへの関心が高まる中で、企業が持続可能性に関する事業目的を如何にして達成していくかが重要な課題となってきています。持続可能性の推進にあたっては、企業のパーパスやカルチャーを起点として、事業目的を決定し、持続可能性を推進すべく事業活動を行っていく、この一連のプロセスを有効に機能させていくことが肝となります。しかしながら、如何にしてこのプロセスを推進していくのかについて悩みを抱えている企業が多いと理解をしています。
ICSRが企業の持続可能性推進の指針となる
このような課題が認識される中、2023年3月、米国トレッドウェイ委員会支援組織委員会(COSO)は、サステナビリティ報告に関する内部統制のガイダンス(Achieving Effective Internal Control Over Sustainability Reporting:ICSR)を公表しました。下図の通り、ICSRは、5つの構成要素(統制環境等)でガバナンスを効かせ、企業の重要な意思決定や外部開示に利用するサステナビリティに関する情報の信頼性確保や事業目的の達成を促進します。ICSRは、パーパスやカルチャーを起点とした価値創造プロセスを有効に機能させ、企業が持続可能性を推進していくためのガバナンスの枠組みとなることが期待されています。
ICSRに基づくガバナンス態勢高度化のステップ
ステップ1ではワークショップを実施し、ICSRを貴社に適用するために必要な基礎知識(ICSRの内容、貴社の状況を踏まえたICSRを適用する際の論点等)を習得します。
ステップ2では、ICSRの枠組みに対して貴社の現在のガバナンス態勢を当てはめ、他社事例との比較等に基づき改善領域を識別します。
ステップ3では、改善領域について、ガバナンス態勢の高度化策(態勢の水準、体制構築の時間軸当)を策定し実行します。
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