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次世代の蓄電池(バッテリー)ビジネス関連サービス
蓄電池ビジネスの新たな事業モデル検討を戦略から実装まで包括的にサポートします
蓄電池ビジネスは、蓄電池単体の販売に留まらず、エネルギー・モビリティ領域での活用による広範な事業モデルが考えられますが、未だ収益化課題は多岐にわたり、各事業者は収益性の確保に苦慮しています。この様な状況の中で当社は、蓄電池バリューチェーンにおける収益化課題のポイントを捉え、蓄電池ビジネスの新たな事業モデル検討を川上(市場調査・事業戦略検討)から川下(パートナー提携・実装・運用)まで包括的にサポートします。
蓄電池ビジネスの全体像
蓄電池ビジネスとは、エネルギーの蓄積と供給を行う蓄電池に関連する製品やサービスを提供するビジネス分野を指します。蓄電池ビジネスは様々な領域に事業展開されており、収益獲得の形態によって広範なビジネスモデル(事業ポテンシャル)が考えられます。大規模集中から再エネを中心とする分散型電源に移行する「エネルギー」領域での蓄電池を活用したエネルギーの効果的な利活用、あるいはEVやバッテリー関連サービス・リユース/リサイクルまで広がりを見せる「モビリティ」領域など、複数領域での事業展開の可能性があります。
これらの事業のスケールアップには蓄電池自体の普及が求められる一方で、普及を前提とした蓄電池ビジネス全体の収益化課題は多岐にわたり、各事業者は収益性の確保に苦慮されているのが実情です。
このような状況の中で、蓄電池バリューチェーンビジネスの課題への対応と打ち手検討のポイントを踏まえた、蓄電池ビジネスの新たな事業モデルの検討が求められています。
蓄電池ビジネスの成功に向けた課題と要諦
蓄電池ビジネスの成功を考える上では、蓄電池を売り切り型のモノとして売るのではなく、ライセンス売り・サービス売りやリユース・リサイクル用途も含めて収益モデルを構築するなど、蓄電池バリューチェーン全体を通じた収益化のポイントを見出していくことが基本的かつ重要な考え方となります。
一方で、いずれのビジネスにおいても蓄電池(モノ)の流通が事業のスケールアップには必須であると共に、蓄電池(モノ)の流通においては研究開発から製造/販売・利用・利用後の各工程において高コスト・低収益に関わる課題が多くあり、各々の課題を克服するような下記の打ち手を単発で終わらせることなく、各ステークホルダーが協調・連携しながら進めていくことが肝要です。
- 政府・政策立案者:
蓄電池の更なる普及・資源封じ込めに向けた政策立案・展開 - 一次流通事業者:
電池を手放さないビジネスモデルの検討、製造・リビルド・リサイクルの各工程の低コスト化や蓄電池の劣化診断/劣化防止に向けたあくなき技術開発 - 二次流通事業者:
一次流通事業者とも連携したリユース・リサイクルにおける用途開拓・規格化の推進
蓄電池ビジネスに関するデロイト トーマツ グループのサービス内容
デロイト トーマツ グループは、蓄電池ビジネスの市場調査・戦略策定から実装・運用断面まで、クライアントの検討ステージやニーズにあわせたご支援と共に、ビジネスパートナーとして一貫して伴走支援をおこなうことも可能です。
- 市場調査・戦略策定:蓄電池のビジネス領域に係る市場・各種プレイヤーの調査により実態を把握すると共に、戦略検討によりビジネスの方向性を定める支援をします
- ビジネスモデル構築・パートナー提携:デジタルアセットも活用した分析による、外部パートナー検討およびM&A戦略策定など、エコシステム形成に向けた具体的な体制構築まで支援します
- 蓄電池ビジネスの実装に必要なアクションを共にし、商用化フェーズにおいても伴走。運用断面でもPMO対応を含め支援します
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