出版物

行政情報システム受託・開発の教科書

デロイト トーマツ グループ 市販の書籍

政府では「新しい資本主義」を掲げ、国全体でのデジタルトランスフォーメーション(DX)推進、スタートアップ徹底支援を進めており、同時にスタートアップ企業が公共調達への参加をしやすくする環境づくりも検討している。そこで、読者を公共調達に不慣れなスタートアップ企業、中小企業を中心に据え、「行政情報システム受託・開発の教科書」を刊行。本書は、行政DXに関する法令、公共調達のルールやプロセスだけでなく、行政機関特有のお作法(慣習)、政策的な動向とその背景についてまでも解説し、スタートアップ企業と行政機関の「協働」の架け橋となる一冊となることを目指している。

大手総合商社系ネットワークベンチャーでの商品・技術研究開発担当、国内最大級のベンチャーキャピタルでの技術投資アドバイザーとしての民間でのスタートアップ関連ビジネス経験に加え、国の行政職員(内閣官房政府CIO(内閣情報通信政策監)補佐官)としての業務改善(BPR)を軸にした様々な行政情報システム刷新、サイバーセキュリティ対策強化などの経験を活かし、官・民両方の視点から勘所を示す。
 

【本書のポイント】

  • これまで行政機関との間でビジネスをしたことがない場合でも、業務がスムーズになるように「あらかじめ知っておくべきこと」を網羅
  • 単に実務だけではなく、なぜ今、行政機関で「デジタル改革」が必要なのか、その本質を理解できる
  • 本書内で行政職員の行動原理・関連法令にも細かく触れているので、初めて行政職員と一緒に仕事をする際のカルチャーショックを和らげることができる
  • 調達だけでなく、調達後の情報システムの開発と運用・保守における行政機関特有の注意点について触れるとともに、トラブルを未然に防ぐ「押さえておくべき点」をピックアップ

 

【本書の主な内容】

第1章 デジタル技術で行政の変革を

第2章 どのような企業が行政から評価されるのか?

第3章 公共調達の基礎

第4章 よりよい提案と開発のために

第5章 運用と保守

巻末付録 調達仕様書での情報セキュリティ関連記載例

書名 『行政情報システム受託・開発の教科書』
出版 翔泳社
著者 デロイト トーマツ コンサルティング 根本 直樹
価格 2,970円(本体2,700円+税)
刊行 2022年11月16日
ISBN 9784798174976
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