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一番やさしい公営企業の会計と経営

目次

公営企業は上下水道事業や病院事業等、私たちの日常生活に欠かすことのできない事業の担い手ですが、公営企業の会計がどのようなしくみであるのかよくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。本書では、公営企業の概要について説明したうえで、公営企業の会計のしくみや経営戦略について解説しています。

公営企業では、地方公共団体の一般の行政活動以外の事業を担うため、一般会計から切り離され、独自の会計のしくみが設けられています。しかしながら、公営企業においては、その性格から、民間企業の会計のしくみをそのまま採用しているわけではありません。

そこで、第1編において、公営企業独自の会計のしくみについて解説するとともに、会計を理解するうえで欠かせない簿記のしくみについても解説することで、初めて公営企業の会計に触れる方にもわかりやすい内容となるよう執筆しました。

さらに、第2編において、急速な人口減少やインフラ施設・設備の老朽化等の様々な課題を抱える公営企業のこれからの経営に役立つように、公営企業の経営戦略や抜本的改革(民間活用、広域化、地方独立行政法人化等)について解説しています。

本書の主な内容

第1編 公営企業会計の基本

第1章 公営企業とはどんな企業?
第2章 特別な公営企業会計を適用する理由
第3章 公営企業の会計のしくみ
第4章 予算
第5章 決算
第6章 ルールがわかればかんたん、簿記のしくみ
第7章 損益ってなんだろう
第8章 資産って何だろう
第9章 負債ってなんだろう
第10章 資本ってなんだろう
第11章 その他、個別の事項

第2編 公営企業の経営の基本

第12章 地方公営企業の経営戦略
第13章 地方公営企業法の適用の概要
第14章 抜本的改革について

 

書名 一番やさしい公営企業の会計と経営
出版 学陽書房
著者 有限責任監査法人トーマツパブリックセクター・ヘルスケア事業部
価格 2,640円(本体2,400円+税)
刊行 2020年9月
ISBN 978-4-313-16720-9
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