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【Webinarハイライト】人と組織のNew Standard ~人的資本経営が実現する価値創造企業~(開催日:2023年9月25日-27日)

経営戦略、鍵となる施策、人的資本経営実現に必要な基盤・実装体制をテーマに12セッションで講演

デロイト トーマツ コンサルティングは2023年9月25日~27日の3日間、「人と組織のNew Standard ~人的資本経営が実現する価値創造企業~」と題したWebinarを開催。デロイト トーマツ グループの専門家と、実際に人的資本経営に先進的に取り組まれている企業の方々や、各界のTransformationを牽引している経営者の方等の特別ゲストもお迎えし、取り組みのポイントを多角的にお伝えした講演内容をセッションごとにハイライトで紹介します。

各セッションの講演内容をハイライトで振り返る

人的資本経営、すなわち「人を価値創造の源泉として企業の中長期的な持続的成長を生み出す経営のあり方」の実現は、喫緊の対応が求められる重要な経営課題です。単に人的資本開示に対応するだけではなく、人的資本経営を自社の価値創造に向けた戦略的取り組みとして、企業全体で取り組んでいく必要があります 。3日間を通じて、この一連の取り組みをどのように実行していくか、戦略から施策、実装体制まで一気通貫に、押さえておくべきポイントをお伝えいたしました。各テーマで講演されたセッション内容をハイライトで紹介します。

なお、本Webinarは10/30(月)からオンデマンド動画の配信を予定しています。
貴社の課題に合ったキーワードや関心のあるセッションがございましたら、ぜひオンデマンド配信をご覧いただきたく、事前申込をお願いいたします。

 

テーマ:経営戦略としての人的資本経営

[1-1]なぜ世界は人的資本に着目するのか  ~経営課題としての人的資本経営~

  • 経営課題の観点から、人的資本経営をどのように位置づけるか
  • 企業自らの「モノサシ」としてのパーパスを基軸として、人的資本を高める戦略・仕組みをどのようにして構築するか
  • 人的資本経営を推進するために取り組むべきことの全体像とは(戦略策定・施策実行・実装体制構築)
     

[1-2]人的資本経営はこれからどう進む? ~最新のトレンドと高度化に向けた検討課題~

  • 人的資本を最大化するために取り組むべきこと、およびそのプロセスとは
  • 2023年度有価証券報告書の開示状況の傾向とは
  • 前項をふまえ今後日本において、人的資本を持続的に向上するためにどのように取り組むべきか
     

[1-3]人的資本経営に係る経営者の責務をガバナンスの観点でどう担保するか ~サクセッション、役員報酬等の観点から~

  • 人材価値の最大化に向けた取り組みに経営者のコミットメントを引き出す手法とは
  • 人材価値最大化に向けた経営者の役割・責任を、役員報酬や経営者指名制度へどのように反映すべきか
     

[1-4]HR テクノロジーの潮流と活用

  • 人材戦略に紐づく施策の成果を測り、次の打ち手の精度を上げるためのHRテクノロジー基盤の整備におけるポイントとは
  • 個々の人材価値発揮の支援と広範囲でのデータ収集を両立するWorkテクノロジーへとどのように進化させるか
  • 先進企業では、社内外の要請に対してどのように対応しているか

<ゲストスピーカー>
三井住友銀行 人事部 情報統括グループ グループ長 久保 健太郎 氏
東京エレクトロン株式会社 人事部 人材開発G/HRテクノロジーG/DE&I G 部長代理 竹内 かおり 氏
 

テーマ:人的資本経営推進の鍵となる施策

[2-1]人材ポートフォリオの活用と実践 〜成長し続ける企業の挑戦~

  • 人的資本経営において人材ポートフォリオが重要な理由とは
  • 人的資本の投下状況・充実度を可視化するために、どのようにして最適なパラメータを選定するか
  • 現状と目指す姿のGapを解消するために、どのように方針・施策を定義するか
     

[2-2]Transformationを牽引する人材のあり方 〜DX・GX推進にむけて〜

  • DX人材・GX人材とは、どのような人材か
  • DXを推進する上での最大の課題である「人材不足」に対し、どのように現役社員をリスキリングしていくか
  • 政策の最新動向をふまえて、GX人材の獲得と育成を行うか

<ゲストスピーカー>
kipples 代表 日比谷 尚武 氏

[2-3]Well-beingを真の企業価値向上に結び付けるためには? ~企業価値10倍を目指して~

  • Well-beingが経営において重視される理由とは
  • 各社のWell-being度を測る観点とは
  • 働きやすい会社・やりがいのある会社であることに加え、企業価値向上に向けて、新しいことへの挑戦意欲溢れる状態を推進するために、どのように取り組むべきか
     

[2-4]DEI Cultureの醸成に向けて ~実際の取組み事例をふまえて~

  • DEIを経営戦略における重要課題と位置付けて活動を推進するにあたり、組織運営全体の観点で、取り組むべきポイントとは
  • 多様な価値観をもつ社員がいる先進的企業において、前項の実現に向けてどのような施策・制度設計等の工夫をしているか

<ゲストスピーカー>
三井不動産株式会社 人事部 D&I推進室 室長 小林 大祐 氏
 

[3-1]AI時代に求められるワークスタイルとは?

  • 生成AIの登場によってもたらされる、仕事における人間の役割や仕事との向き合い方の変化と対応とは
  • 前項に関して、デロイトではどのような実証実験を行っているか
  • 生成AIに役割を奪われるのではなく、生成AIを活用して「働き方・オペレーション・サービスの在り方」そのものを変革していくためには、どうすべきか

テーマ:人的資本経営実現に必要な基盤・実装体制

[3-2]未来型CHROのあり方 ~CHROサーベイ2023の結果をふまえて~

  • CHROサーベイ2023の調査結果をふまえた、人的資本経営の取り組みの実態とCHROの役割の変化とは
    CHROサーベイ2023
  • CHROに求められる“攻め”の役割を果たすために、取り組むべきこととは
  • グローバル企業において人的資本経営を推進し、社内外に大きな影響力をもつCHROは、今後のCHROのあり方についてどのように考えておられるか

<ゲストスピーカー>
日揮ホールディングス株式会社 専務執行役員CHRO 花田 琢也 氏

[3-3]人事機能変革の必要性と人事人材の高度化に向けて

  • 人的資本経営推進に必要な戦略策定・仕組みづくり・施策遂行のため、人事はどうあるべきか
  • 前項を実現するために、人事オペレーションの効率化だけでなく、どのようにして人事機能の高度化を行うか
  • 組織・機能を超えてコラボレーションしながら価値創出ができる人事部門の人材を育成するために、何を行うべきか
     

[3-4]システム/データの側面から見た人的資本経営の推進に向けた課題と対策

  • 人的資本経営を推進するための情報基盤(システム・データ)のあり方とは
  • 情報基盤を効果的に活用するために、どのような観点から現状を把握し、課題解決に取り組めば良いか
     

本講演内容について詳しく知りたい方はお問い合わせください。

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