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組織風土改革(Culture)
組織ビジョンの実現/不正防止のために
組織が掲げるビジョン・戦略の実現には、組織の構成員へ目指す姿が共有され、その実現のために一人ひとりが主体的に思考・行動していくことが求められます。デロイト トーマツ グループでは、数多くのプロジェクトでの実践を通じて独自に開発した方法論に基づき、組織の構成員に対する「ビジョンの浸透」「思考・行動様式の変革」をご支援しています。
ビジョン実現に向けた「思考・行動様式の変革」
組織風土とは、その組織の構成員の間で習慣化され、一人ひとりの行動や気持ちに影響を及ぼす思考・行動様式です。「新しい戦略を打ち立てたが誰も興味を持たない」「変革の号令をかけたが誰も動かない」「ベストプラクティスを導入したが自社に合わない」「あれもこれも取り組んだが何が成果だったのかわからない」「改革の繰り返しによる改革疲れ」など、改革の意思を持ち、様々なアプローチで手を打ったとしても、それらを実践する“ヒト”の思考・行動様式が変わらなければ、多くの場合、組織のビジョンは実現されません。
長年に亘り繰り返されてきた習慣を変えることは容易ではありません。また、背景には多種多様な因子が複合的に絡み合っているため、その変革には、多角的な観点から調べ、読み解き、打ち手を考え、粘り強く実行することが求められます。デロイト トーマツ グループでは、「公式のルール」「非公式のルール」「個人の能力・価値観」の観点から、組織ごとの課題・変革のボトルネックを明確にしたうえで、狙いを定めて変革を仕掛けていきます。
組織風土とは
目指す姿に沿った主体的な思考・行動を引き出す
デロイト トーマツ グループでは、「思考・行動様式」の変革を通じて、組織の構成員を均質的な価値観・考え方に染め上げるのではなく、一人ひとりが組織の目指す姿と、核となる指針を理解したうえで、その実現に向けて、様々な場面で主体的に思考・行動できることが重要であると考えています。
組織風土改革のゴール
そのためには、単にルール・規則で縛るのではなく、変革への納得感を高め、組織のビジョンに沿った思考・行動様式が推奨される組織のムードを醸成し、個人の意欲・能力を高めることで、主体的な行動を引き出すことが重要です。私たちは、変革に対する納得感を得て、実際の行動に繋げることに力点を置いて組織の構成員の巻き込みを図ります。
デロイト トーマツ グループのアプローチ
不正防止など守りの「思考・行動様式の変革」
組織の構成員の習慣化された思考・行動様式は、組織のビジョンを実現する推進力となり得る一方で、粉飾、偽装、インサイダー、情報漏洩、汚職などの不正行為を助長することがあります。実際に、不正行為が発生した企業の多くで組織風土の問題が指摘されています。
デロイト トーマツ グループでは、不正行為の再発・未然防止のための思考・行動様式の変革についても、不正に繋がる要因の因果を読み解き、具体的なアクションへの落とし込み、変革の実行までを一貫して支援します。
倫理観の低い人が不正を起こすのか?
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