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住民ひとりひとりを中心とした統合的ケアの実現に向けた提言

デロイト/Salesforce共同ホワイトペーパー

人口減少と超高齢化が大きな問題となっている日本において、近年、医療・介護の在り方が見直されてきています。質の高いケアを低コストで提供するには、患者を中心とした統合的な予防・ケアを実現する必要があり、各地域での医療連携の必要性が高まっています。本書では、特に医療情報の連携およびデータ利活用の側面から、地域医療連携の現状および今後の展望について考察を行います。

住民ひとりひとりを中心とした統合的ケアの実現に向けた提言 -官・民それぞれに求められる役割とその具体的ソリューション-

人口減少と超高齢化に直面している日本において、膨らむ医療費や社会保障費に反比例して、医療や社会保障を支える労働人口は減少の一途をたどっています。一方、高齢化により慢性疾患の罹患率が上昇し、疾病構造が変化する中、単なる医療ニーズの充足のみならず、生活の質(QOL)の維持・向上に向けた取り組みも求められてきています。そのような状況において、質の高いケアを低コストで提供するには、患者を中心とした統合的な予防・ケアを実現する必要があり、各地域では、医療連携の必要性が高まっています。医療連携においては様々な観点が存在しますが、特に、組織的・臨床的な統合や支払い構造の最適化を推進する上では、医療情報の統合が必要不可欠です。本書では、特に医療情報の連携・データ利活用の側面から、地域医療連携の現状や今後の展望について考察を行います。

目次

  • 第一章 はじめに
  • 第二章 地域医療連携のあゆみ
  • 第三章 地域医療連携における情報連携推進への取り組みと見えてきた課題
  • 第四章 目指すべき情報連携の確立に向けた日本の取り組み
  • 第五章 地域の特性に合わせた情報連携の高度化に向けて
  • 第六章 Salesforceソリューションを活用した海外先行事例
  • 第七章 地域医療情報連携ネットワークの普及促進に向けて
  • 第八章 おわりに
[PDF, 3.1MB]
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