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健保組合調査(財務・個人情報)
健保組合における財務や個人情報の管理状況を調査分析し、効率的かつ信頼性の高い業務管理体制の構築に貢献します。
健康保険組合と健康保険事業
健康保険組合(以下「健保組合」と称す)においては、企業(事業主)と企業に雇用される従業員(被保険者)からの保険料を財源として健康保険事業を営んでいます。多額の資金を取り扱っていることから、入出金および運用の状況を適切に管理し、決算書を通して事業主や被保険者等へ報告することが求められています。また、平成23年12月の厚生労働省保険局保険課長通知「健康保険組合における経理事故防止の事務取扱について」 により、厳正な事務運営が求められています。
一方で、健保組合はレセプト情報等非常に機微な個人情報を取り扱っており、「健康保険組合等における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン」等を通じて、個人情報の適切な管理が求められています。
財務管理調査
健保組合は健康保険料という公的な性格を持つ資金を多額に取り扱っているため、運用を含む資金管理業務に関する内部統制が重要になります。一方で業務自体に大きな変更が少ないため、人員および委託先が長期にわたって固定化する傾向にあります。デロイト トーマツ グループは、入金状況や管理状況をもとに、第三者の視点で確認を行うとともにマネジメント層や業務担当者へのヒアリングにより現状調査を行います。その結果に基づき、課題の整理を行い、業務プロセスの改善方針の提示を行い、現状の業務推進体制等を考慮した実行可能な体制や仕組み構築をサポートします。
個人情報管理調査
健保組合はレセプトデータや健康診断データ等多くの機微な個人情報を保有しています。一方、システムの関係においては、情報技術で連携しているもの、媒体によりデータ保管や移動を行い運用面でセキュリティ担保をしているもの等複数方法が混在しています。デロイト トーマツ グループはヒアリング・現場視察等を通して業務フローを見直し、リスクの評価を行うとともに、個人情報の管理の徹底と必要な改善策の構築に貢献します。
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