調査レポート

エコシステムを活用して製造業のスマート化を加速する

デロイトxMAPI スマートマニュファクチャリング・エコシステム共同研究 -地域間比較-

COVID-19によって、ますますデジタル変革ニーズが高まる中、デロイトは2020年に米製造業団体 (MAPI) との共同調査を実施しました。レポートではその結果を分析し、製造業のスマート化におけるエコシステムアプローチの有効性について、欧・米・アジア地域を相互比較しながら考察します。

『エコシステムを活用して製造業のスマート化を加速する -地域間比較に基づく考察』の発刊によせて

COVID-19の蔓延は製造業各社の業績に大きなインパクトを与え、今なお回復途上の企業も多い状況と拝察します。一方で、非接触・非対面といった新しい生活様式(ニューノーマル)に対応した製品やサービス導入、リモートワーク等の勤務形態の変化、これらを実現するテクノロジー活用といった変化(スマート化)が広く見受けられるようになりました。

デロイトはMAPI(米製造業団体)と共にCOVID-19以前から製造業のスマート化に関する調査を行っていますが、2020年の調査では『エコシステムを活用して製造業のスマート化を加速する -地域間比較に基づく考察』として分析結果をレポートにまとめました。COVID-19が蔓延する中、各国製造業のエグゼクティブはこのスマート化の流れをどう捉えているのでしょうか。

本レポートは、『エコシステム』の観点から『スマートマニュファクチャリング』を捉え、製造業のスマート化動向について、製造業各社のエグゼクティブ向けのアンケート回答をもとに考察します。『エコシステム』については、①生産エコシステム、②サプライチェーン・エコシステム、③人材エコシステム、④顧客エコシステムの4タイプに分類し、地域別特色を分析しています。本レポートが、皆様の現在の立ち位置や目指すべき方向性を考えるきっかけやヒント、スマート化の取組みの一助となりましたら幸いです。
 

エコシステムを活用して製造業のスマート化を加速する[PDF, 2MB]

目次

  • はじめに
  • エコシステムアプローチの真価
  • 投資は急速に進んでいる
  • エコシステムの成熟度(の欠如)が成功を妨げている?
  • 障害を克服する
  • エコシステムを実現する

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