お知らせ

慶應義塾大学へ寄付講座「都市と地域のモビリティー産業論」を提供

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社は、慶應義塾大学経済学部で、寄附講座「都市と地域のモビリティー産業論」を提供する。「Smart X Societyー経済発展と社会課題解決の両立に向けた挑戦」をテーマとし、都市・地域社会における複雑な課題に対し、技術や知識を統合して解決策を見いだせる人材の育成を目指す。

新たな社会モデル「Smart X Society」を創造するための方法論を解説

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社は、慶應義塾大学経済学部で、寄附講座「都市と地域のモビリティー産業論」を提供する。2020年より開始したこの講座は今年で4年目となり、受講者数は今年でのべ約2,000人となる。

講座の主題にもなっている「Smart X Society(スマートX社会)」とは、新しい社会を創ることを通じて、幸せが生み出される社会である。さまざまなモノやデータがつながり、エコシステムで社会課題を解決しながらWell-beingを向上させるサービスが絶え間なく提供され続けているという世界である。都市・地域社会において存在する社会課題は様々な要素が複雑に絡み合っており、だからこそ、技術や知識を統合して解決策を見いだす力が、スマートX社会実現に向けた重要な能力となる。

本講義は、当社コンサルタントによる講義と、各分野で活躍している企業や政府・自治体の方が登壇する講演で構成され、理論と実践を学ぶことができる。講義を担当するコンサルタントは、業界横断の課題解決や新たな価値の創出を専門としており、新たな社会モデル、つまりスマートX社会を創造するための方法論を解説する。

講座概要

講座名称:
「都市と地域のモビリティー産業論」

開催場所:
慶應義塾大学 三田キャンパス

開催期間:
2023年度秋期(2023年10月~2024年1月)全14回

担当教員:
直井道生, 河端瑞貴, 武山政直(いずれも経済学部教授)

対象学生:
慶應義塾大学 経済学部3・4年生(600名)

講師:
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 Smart X LAB.講師陣

主な講義内容:
Smart X社会:社会変化の方向性・パーパス経営の実践
都市のモビリティー:大阪・関西万博を起点にした空飛ぶクルマの社会実装
地域のモビリティーと地域活性化(今治:スタジアムをハブとしたコミュニティ創り)
スマートシティ(官民連携×住民共創)
スマートシティ/ローカル(スマートフード/アグリ)
Green Transformation/Sustainabilityと産業形成
ビジネスと人権 × コレクティブ・インパクト
デジタル空間×金融・経済
モノづくりからデジタルへ~日本企業の技術戦略
イノベーションエコシステム構築
AI・脳科学
dX:デジタルトランスフォーメーション
アジャイル変革

私たちが取り組む理由

デロイト トーマツ コンサルティングは、日本に誇れる未来をもたらすべく、様々な社会アジェンダ解決に取り組んでいる。その中で、持続可能な都市・地域モデルの構築についても積極的に取り組んでおり、本講義はその一環として実施する。

また、本講義は、デロイトによるプロボノ活動であるWorldClassの取り組みの一環にも位置づけられている。WorldClassは、教育(Education)、スキル開発(Skills)、機会創出(Opportunity)の 3分野で、2030年までに全世界で累計1億人の人々に対してポジティブなインパクトを及ぼすことを目指す取り組みである。この一環として、デロイト トーマツ グループにおいて、2030年までに200万人の人々に対してインパクトを及ぼすことを目標に掲げ、取り組みを推進している。

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