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組織・機能変革設計~実行(Enterprise Model Design)
新たな戦略やビジネスモデルを実行する上で 最適な組織・機能のありかたを再定義する
ビジネスモデル変革を実現するためには、既存のビジネスモデルに対して設計されていた組織や機能を、新たなモデルに合わせて変革する必要があります。そのために、企業の各組織・機能に求められる要件や課題を分析し、競争力を高めるための最適な組織・機能、権限配置を再設計することが重要です。また、組織・機能の集合体として構成されるグループ会社全体の構造自体も見直すことが必要です。
オペレーションモデル変革の必要性の高まり
企業を取り巻く内外環境の変化は、より大きなものとなっています。この状況下において、企業が競争力を維持・向上させるためには、既存のビジネスを遂行するために築き上げたオペレーションを再構築する必要があります。
オペレーションモデルは、各組織の機能やそれを遂行するための人材、製造や販売、経理や人事などの各機能に紐づくプロセス、各種の業務遂行や情報を蓄積・分析するためのテクノロジーなど、様々な要素が組み合わさって構築されます。
言うまでもなく、ビジネスはその実行力にこそ勝負の鍵があります。変化する環境にいかにオペレーションモデルを適合させることが出来るのか。厳しい競争を勝ち抜いていくためには、オペレーションモデルの再構築が不可欠です。
組織・機能変革設計の検討アプローチ
オペレーションモデルの再構築に向けて、デロイト トーマツグループでは、EMD(Enterprise Model Design)という方法論を提唱しています。EMDは、以下の3つのアプローチで構成され、各ビジネスモデルが持つポテンシャルを最大限発揮するためのオペレ―ションモデルの構築をご支援します。
(1) ビジネスモデルの分析・評価
全社または特定事業におけるビジネスモデルの特徴や競争上の強み・弱みを分析・評価するとともに、シナリオプランニングを用いながら、目標達成に必要なオペレーションモデルの仮説を構築します。
(2) ケイパビリティマップの策定・施策立案
『ケイパビリティマップ』と呼ばれる各ビジネスモデルを遂行するための機能を定義したツールをもとに、新しいオペレーションモデルを構築するために必要な機能や強化すべき機能を定義します。その上で、改革が必要なプロセスやシステム、機能連携のあり方などを検討し、あるべきオペレーションモデルをデザインしていきます。
(3) ロードマップの設計
あるべきオペレーションモデルを前提とし、現状とのギャップを抽出して取り組むべき施策を特定します。施策毎の優先度や関連性を検討しながら、将来に向けた中長期的なロードマップを策定することに加え、直近のタスクスケジュールおよびその検討体制を定義します。
デロイト トーマツ グループが提供するサービス
デロイト トーマツ グループでは、オペレーションモデルの再構築という企業の大きなチャレンジに対して多角的な視点から示唆を提供し、企業の戦略目標に応じた最適な支援を行います。
ケイパビリティベースでの検討
厳しい競争環境の中での差別化を図るため、各種の方法論を用いて必要な機能を適切に定義し、オペレーションモデルの変革による価値の最大化を実現します。
幅広い経験に基づいた示唆の提供
組織・機能設計、シェアードサービスなどを含めたプロセス構築、各種のテクノロジーを前提としたシステム構築といった幅広いプロジェクトの経験から得られた知見をもとに、複雑なビジネス環境に対応可能なオペレーションモデル構築をご支援します。
業界知見に基づいたテーラーメイドな支援
デロイト トーマツ グループでは、業界に特化したインダストリーチームとオペレーションモデル構築を専門とするコンピテンシーチームの連携により、業界特有の要件を適切に取り込んだオペレーションモデル構築をご支援します。
実現可能なアプローチの検討
熟練したアプローチとツールの活用により、構想策定フェーズのみならず、企業がオペレーションモデル変革を実現可能な状態に到達するまで継続的にご支援します。
その他の記事
「機能と人材の変革マップ」によるビジネスモデル転換
事業変革を実行し成果創出する為に、業務機能と人材の変革全体像を描く必要がある
オペレーション変革を進める上での6つの視点
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