サービス

デロイト トーマツ グループのデジタル人材育成プラットフォーム

企業・組織のDX推進を支援するためのデジタル人材育成と実践の仕組み

デロイト トーマツ グループでは、デジタル化・DXを推進するデジタル人材の育成のために、企業・組織において必要なデジタル人材のスキルや能力の定義、育成の目標設定、育成プログラムの提供から育成した人材へのOJT機会の提供による実践力を身に付けることを目指します。

採録記事公開のお知らせ

(2022.7.25更新)

ADXO セミナーシリーズ 第1回 「デジタル立国に向けたデジタル人材戦略」対談

2022年4月21日(木)に「デジタル立国に向けたデジタル人材戦略」
と題したWebinarを開催させていただきました。
本Webinar では、DXを活用して社会・地域課題解決に取り組んでいる株式会社東邦銀行様をゲストに迎え、デロイトの人材戦略の専門家とともに、デジタル人材を確実に育成するためのDX人材戦略と施策についてお話しいただきました。

(詳しくはPDFをダウンロードの上、ご覧ください)

ADXO セミナーシリーズ 第1回「デジタル立国に向けた人材戦略」対談(PDF, 4.8MB)

サービス概要

企業、団体、自治体のDXは、これまでのDX推進室といった特定メンバーによるものから、全社的な幅広い取組みへとシフトし、さらには個社の変革に留まらず、地域・社会課題解決を他社・組織と連携して取り組み、より抜本的な社会やビジネスの変革を実現することが求められています。これを実現するデジタル人材は、ビジネスおよびデジタルの双方の能力が融合し、新たな価値創造・変革推進を遂行できる必要があります。また、組織がその育成を全社で首尾一貫して行うことこそ、これからのDX推進に必要不可欠です。

デロイト トーマツ グループは、DXにおける企業等の組織全体での行動変容やトランスフォーメーションを実現させるために、デジタル人材の育成を中心とする総合サービス「デジタル人材育成プラットフォーム」を提供します。DXの実現に向けた人材の行動変容・組織風土の転換を含め多彩なサービスを揃え、個々の企業等の要望に応じて提供します。

業態に応じたデジタル人材育成のサービス
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デジタル人材育成プラットフォームの全体像

各社のDX推進状況に照らし必要となる人材育成施策とコンサルティングとを組み合わせた総合サービスの提供

本サービスでは、デジタル人材の育成について、デジタル人材要件定義・アセスメント、育成体系・施策の立案といったコンサルティングを通じて、各社に最適なサービスを設計します。デロイト トーマツ グループにて実施の「デジタル人材志向性調査」の結果を基にしたアセスメント項目より、デジタル領域への適性を評価(適性マッチング)したり、各自が人材タイプおよびDXで担う職務の実施レベルに照らした自己評価(スキルマッチング)を行ったりすることで、個々人の知識・スキルの成熟度を特定した上で、学習プログラムの提供を人材タイプ・レベル別に提供します。さらに習得した知識・スキルの実践を各社のビジネスや業務を通じて行うための伴走支援型のコンサルティングサービスも提供します。自社内に実践環境を構築することが難しい新ビジネスや専門領域については、デロイト トーマツ グループでの実践経験も可能です。また、人材育成の前提にもなる組織全体のDX戦略や組織設計、デジタル人材が活躍するための風土変革・浸透まで幅広いニーズに対応します。
 

デロイトのDX戦略に関わる支援概要
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目指すべきデジタル人材

デロイト トーマツ グループでは、デジタル化・DXに求められる人材とは、データ・デジタルの知見を活かし新たな価値を提供するテクノロジースキル(赤)と、ビジネスの知見を活かし新たな価値を創造するビジネススキル(青)の合わさった、”パープル・ピープル”であると定義しています

 

DX推進で必要なデジタル人材
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デジタル人材育成コンサルティング【Step1・Step2】

DXに必要な人材をその知識・スキルの段階から5段階(L0~4)で定義しています。DX推進における各社・各部門のニーズおよび課題を確認し、強化すべき機能・役割を明確化した上で、求める人材像(人材タイプ)を設定していきます。

レベル2(L2)とレベル3(L3)にあたる「実装/推進人材」と「デジタルコア人材」は、7つの人材タイプに区分され、それぞれの専門性に合わせた育成コンテンツを用意しています。企業・組織のDXの実践においては、一部のDX推進室やエンジニアだけでなく、デジタルリーダー・コア層・推進層・リテラシー層などの多階層におけるデジタル人材の育成が重要であり、デジタル人材育成プラットフォームではアセスメントや学習プログラムを通じてこれらの層を拡大させていきます。

(デロイト トーマツ グループでは、令和3年度に経済産業省が公表した、DX時代の働き手が身に付けるべきデジタルリテラシー:「デジタルスキル標準」の策定を支援しています。(経済産業省ホームページ)
 

デジタル人材の人材像
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デロイト トーマツ グループでは人材タイプを「ビジネスプランナー」、「データサイエンティスト」、「AIエンジニア」、「サイバーセキュリティスペシャリスト」、「デジタルアーキテクト」、「UXデザイナー」、「UIデザイナー」と設定しています。このうち、例えば、ビジネスプランナーはビジネスの成長や課題解消に向けて、ビジネスモデルやプロダクト・サービス、社内業務(バリューチェーン・業務プロセス)のあり方を構築・デザインし、その実現に資するシステム構想を策定することや、プロジェクトマネージャーとして、ステークホルダーを巻き込みながら変革を推進する人材タイプと定義しています。

人材タイプをベースに各社が組織全体で必要な人数規模を設定します。あわせて、人材の知識・スキルなどの把握やデジタル人材のタイプ別の候補者を見つけるための人材アセスメントを実施し、その結果に基づき、人材ポートフォリオを策定の上、その実現に向けた採用・配置・育成・評価・処遇方針を策定することで、デジタル人材育成体系を整備します。
 

L1からL4までの人材イメージと育成対象
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デジタル人材育成・学習プログラムの提供【Step3】

人材タイプとスキル習熟のレベル別の学習プログラムを定義し、e-learningやワークショップ型の研修を提供します。例えば、ビジネスプランナーに対してはデジタルスキル(DX企画立案、AI/IoT/5Gといったデジタル技術の基礎など)とビジネススキル(デザイン思考、チェンジマネジメント、ロジカルシンキングなど)の双方をバランスよく含めた研修を想定しています。研修の対象にはデジタル基礎人材も含まれており、全社的なデジタルリテラシーの習熟度の底上げを図ります。
 

デロイト トーマツ グループでの実践経験の場の提供【Step4】

研修受講者がデロイト トーマツ グループのデジタル関連のプロジェクトに関与する等のOJT経験を提供します。デロイトでの実践経験(出向請受入サービス)を通じて、身に着けた知識をより深い知識の習得へと促します。デロイト トーマツ グループで人材派遣や紹介といったサービスを提供するデロイト トーマツ人材機構株式会社(DTHR)が直接の窓口となって教育委託契約を締結し、グループ各社での実習機会を提供します。
 

デロイトでの実践経験プログラムの概要
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デロイト トーマツ グループのDX関連の幅広いサービスの提供

デロイト トーマツ グループでは人材育成コンテンツ及び実践機会の提供のみでなく、企業の要望により、自社ビジネスの環境での実践をサポートする伴走支援や、デジタル人材が活躍するための組織全体の風土・カルチャー変革、チェンジマネジメント、または育成した人材の再配置と再配置後の支援まで、デジタル人材の育成から活躍まで、幅広いサービスを提供します。

また、デロイト トーマツ グループには人材育成に加え、様々な専門分野を担当するプロフェッショナルが揃っており、企業のDX戦略策定から実装まで、さまざまなサービスを提供することも可能です。本サービスも、DXビジネス変革、業務・テクノロジー変革、DX組織設計等の領域と連携させ、総合的な取り組みとして提供します。
 

伴走支援の概要
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プロフェッショナル

小野 隆/Takashi Ono

小野 隆/Takashi Ono

デロイト トーマツ グループ パートナー

デロイト トーマツ コンサルティング 合同会社 執行役員 人事領域の機能・組織・業務・人材の変革について、HRテクノロジー、デジタルHR、エンプロイーエクスペリエンス、BPR、SSC・BPO、チェンジマネジメント等の観点から支援している。グローバルヒューマンキャピタルトレンドサーベイに関する講演多数。グループ組織再編・M&Aにおける人事PMI等に豊富な経験を持つ。著書に「最強組織を作る人事変革の教... さらに見る