アジャイル型内部監査の4年間の歩み（日本語版）

端的に言えば「アジャイル型内部監査は機能する」ということです

概観

デロイトは4年以上前から、アジャイルが内部監査という職業を変革し改善させる可能性を認識していました。以来、デロイトはアジャイル型内部監査を推進するリーダーとして、品質、スピード、反応の速さ、および適応性を高めるべくアジャイルを採用する内部監査部門を支援してきました。

この4年間でアジャイルの持つメリットが次々と明らかになり、さらに多くのメリットを秘めている事が明らかになってきたため、今回、デロイトでは内部監査におけるアジャイルの活用に関するグローバルで包括的な調査を実施しました。

デロイトは今回の調査結果を、困難を乗り越えながら獲得してきた実践的なインサイトと重ね合わせて、公開できることを光栄に思います。アジャイルが貴組織の内部監査グループに適しているかどうかを検討する際に、本調査レポートが一助となることを願っています。

アジャイル型内部監査の採用を促進する

アジャイル型内部監査導入時における様々な障害を組織が克服するためのサポートをしてきた中で、私たちが学んだ重要な教訓とは1）リーダーを前線に据える、2）チームを安定させる、3）コーチを任命する、4）絶えず改善を続ける、という事です。これらの行動が内部監査の推進力を持続させて、さらにその進展を加速させるものという気付きを得ました。

ソフトウェア開発を一変させたように、アジャイルは内部監査を大きく変えようとしています。デロイトでは内部監査のトレンドが現れては消えていく様子を長年にわたり目の当たりにしてきましたが、アジャイル型内部監査の勢いは続くものと見ています。

この調査の詳細や私たちからの推奨事項の全容は調査レポートをご覧ください。

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